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お久しぶりです、実家から帰ってまいりました!
帰ってきてみれば知らないうちに2000ヒットしてましたね、
いつもお越しいただいてありがとうございます。

4月にも入って本格的に授業が始まってくると思うので、
ひょっとしたら更新頻度が落ちるかもですが、
なるべく毎日更新でがんばっていきたいです。

でも途中で気力が抜けてお休みする日もあるかもです、
そんなときは「きっとネタ切れだ。」と鼻で笑いながらののしってやってください。

続きからにルギア→マッスグマの続きもの置いときました、
帰省中に思い浮かんだネタをメモ帳に書いてたのに実家に忘れてきたバカ野郎ですorz
記憶を頼りに書いたらものすごい長さになったので今回は続きの中に収納しました、
一応この二匹はラストかな。

時間に余裕のある時に読んでいただけたら幸いです、
捕食表現少なめなのはごめんなさい。
(・ω・)


べろり

 
前回のあらすじ
ルギアのお腹から何とか吐き出してもらえたマッスグマ、酸欠で気絶した彼の今後の運命やいかに・・・
(しつこいようですがルギアに悪気はありません・・・多分)

ルギアは気絶しているマッスグマを片手(翼?)にぶら下げ、
てくてくと林の中を歩いていた。

ルギ 「確かこの辺りに・・・。」
グマ 「・・・・・・。」
ルギ 「ん、あったあった。」

しばらく歩いているとルギア達の前に小さな温泉が見えてくる、
見たところ天然の温泉のようだった。
普段なら旅人や野生のポケモンたちが傷や疲れを癒しに来ているのだろうが、
今日は彼らの他に誰もいないようだった。

ルギ 「どれ・・・。」

ルギアはマッスグマを持つ翼に軽く力をこめるとマッスグマを温泉に向けて放り投げた、
軽く弧を描きながら彼の体は温泉の中に激しい音をたてて着水した。

ルギ 「・・・・・・。」
グマ 「・・・ゴボッ・・・。」
ルギ 「・・・・・・。」
グマ 「・・・ゴボボッ・・・ゴボッゴボ・・・!」
ルギ 「・・・・・・。」
グマ 「ガバァッ・・・!!」
ルギ 「ん、上がってきたか。」

苦しそうにむせかえるマッスグマのもとへと、
ルギアがゆっくりと巨体を揺らしながらマッスグマに近づいていく。

グマ 「ゲホッゲホゲホ・・・!」
ルギ 「だいじょうぶか?」
グマ 「ゲホッ・・・これが大丈夫に見えるか・・・!」
ルギ 「見たところ元気そうにしゃべっているし大丈夫だと思うが?」
グマ 「・・・・・・。」

どうやらルギアは本気で平気そうに見えているらしかった。

グマ 「そうじゃなくて、なんで俺がいきなり湯の中にぶちこまれなきゃならないんだよ!」
ルギ 「凍えた者の手当としては、温かい湯につからせるのが最善だったと思うが?」
グマ 「だれが凍えたんだよ!」
ルギ 「お前だろう、凍えて気絶していたじゃないか。」
グマ 「俺はあんたのせいで気絶したんだよ!!」
ルギ 「私が何かしたか?」
グマ 「ッ・・・!?」

どうもこのルギアと自分との考え方は何かが空回りしているらしく、
マッスグマはだんだんと疲れがたまってきた・・・。

グマ 「・・・もういい、あんたと話しているとなんか疲れる・・・。」
ルギ 「・・・?」

マッスグマがため息をついていると、
不思議そうに彼を見つめていたルギアも温泉の中につかりにきた。
マッスグマがルギアの方に視線を向けると、
突然ルギアは翼で彼の体をつかみ彼を顔の近くまで持ちあげた。

グマ 「うわぁ・・・!?」
ルギ 「あまり暗い顔をするな、せっかくの温泉なのだからな。」

そういうとルギアはニュルっと舌ベロを伸ばし、
マッスグマの頬をべろりと舐める。

グマ 「ひぅ・・・!」
ルギ 「そうそう、暗い顔するぐらいならそっちの顔の方が私はいいぞ。」

でろっとした唾液がひきつった表情の彼の頬を伝って温泉に落ちていくが、
そんなこと気にもしない様子でルギアは彼のことを見つめている。

ルギ 「そうおびえるな、お前が私に敵意を持って襲いかかってでも来ない限りお前をどうこうしようとは思っていないぞ。」
グマ 「う・・・。」
ルギ 「まあ、お前がどうしても私の食事になりたいのなら私は大歓迎なんだがな。」
マグ 「うぁ・・・!?」

冗談なのか本気なのか分からない調子でルギアはマッスグマに語りかけてくる、
自然とマッスグマの体がまたがたがたと震えだしてきた。

ルギ 「む、また震えているぞ、もう一回ちゃんと温まっていろ。」

そういうとルギアは翼を下ろしマッスグマを再びお湯の中つからせた、
彼も同じように湯の中に体を沈める。

ルギ 「今度は凍えたりしないように、しっかりと温まっておくんだぞ。」
グマ 「・・・。」
ルギ 「二度も冷凍品を食べる気は私にはないからな。」
グマ 「・・・。」

マッスグマはルギアが再び自分を食べる気じゃないかと気が気ではなかった、
頭の中で先ほどルギアに食べられたことが鮮明に蘇ってくる。

ぶよぶよと気味悪くうごめく生温かい壁、
絶えず染み出してくる液体が自分の体を濡らしていく不気味さ、
あの息苦しい空間そのものにまた押し込められるなどたまったものではなかった。

しかし、マッスグマが呻いているのはあの空間への恐怖によるものではなかった。
不気味で気味の悪い空間だったのだが息苦しいながらもあの中は暖かかったし、
どこか心地よく安心できた場所だったのかもしれないと食べられながら思ってしまったのである。
そのことが彼をますます混乱させていたのだ。

グマ 『なんで俺あんな場所が気持ちいいなんて思っちまったんだ・・・?』

マッスグマがもんもんと考え込んでいる間も、
ルギアは気持ちよさそうに目を閉じてお湯につかっていた。
ちらりとマッスグマがルギアの方を覗き見ると、
ルギアの大きなお腹が呼吸に合わせて膨れたり縮んだりを繰り返していた。
さっきまでは彼があの中に入っていたのである。

グマ 『やっぱりなんか気持ちよさそうだな・・・。』
ルギ 「・・・ん、どうかしたのか?」
グマ 「い・・・いや、なんでもない!」
ルギ 「?」

二匹の気まずい温泉はこの後マッスグマがのぼせて倒れるまで続けられたという、
のぼせた彼をまたルギアが介抱(後のマッスグマによると寒空の中に体中びしょぬれのまま放置)したことで彼らの間にはある種のきずなが生まれたらしく、
この二匹が森の中で時々一緒にいるのを見たポケモンが後を絶たなかった。

しかし見たポケモンが口をそろえて、
二匹で一緒にいたはずなのに時々一匹だけになっていたとか、
一匹がじゃれてもう一匹に食いついていたなどという噂が後を絶たなかった。

その噂のどこまでが真実なのかそれは本人たちしか知らない。
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更新日 2014年  1月17日
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