★ うごかないからだ その５

 

ついに僕の足まですっぽりとアーボの中に包み込まれると、
「ごくり」という鈍い音とともに僕の体は暗い穴の奥に落ちて行った。
重力に任せて落ちていくそこは、
ぐにゃぐにゃと柔らかくて生温かいチューブのような場所だった。


ようやく飲み込むシーンまでこぎつけました、
飲み込みシーンの喉が獲物の体積で膨らんでるのが好きです。
前にも言ったような気がするけど気にしない、
基本ここの戯言部分は適当です。

そういえばアーボの捕食の参考にするために、
「ゆうちゅうぶ」で捕食に定評のある日本昔話を見てきました。
なぜ昔話かというと、
某方の日記の中で紹介されているのをたまたま見つけたからです。

今回見たのは「とろかし草」というお話、
ヘビの捕食に興味のある方は一度ご覧になってはいかがですか、
被食者が人間なのとソフトながらも消化表現があるので苦手な方は注意です、
個人的にはなかなか良かったと思いますよ。
（・ω・）