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一万ヒットありがとう!
 
おかげさまで、
10000hitしてしまったようです。

嬉しすぎて逆に反応が思いつきません、
こんなときどんな顔をすればいいんですか先生!

(´◉◞౪◟◉) 「笑えばいいと思うよ。」
管理人  「(´◉◞౪◟◉)」
(´◉◞౪◟◉) 「(´◉◞౪◟◉)b」
管理人  「d(◉◞౪◟◉`)」

とゆう冗談は置いておき、
一万hit本当にありがとうございます!

いつもお越し下さっている方には足向けて寝られないです、
こんなサイトですが今後ともよろしくお願いします。

突貫作業で記念イラストを仕上げましたので、
フリーイラストとして置いときます。

今までのお話に出てきた捕食キャラの詰め合わせです、
全部は無理だからピックアップしたこの三匹で、
微妙にお腹が膨らんでいますが何食べたんでしょうね?
その辺はご想像でどうぞ♪(オイ

フリーなので、
煮るなり焼くなりお持ち帰りしていただくなり、
もうお好きなようにしてください!

今日の「最悪日和」の更新もこの後時間があれば書きますので、
今しばらくお待ちください。

一万ヒット本当にありがとうございました!


追記:
すいません、
やっぱり今日続きを上げるのは無理そうです、
時間が時間が~…orz
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最悪からの反撃
 
バン「げふっ。」

サンダースの体が胃袋に収まり、
バンギラスのお腹がぷっくりと膨らむ。
にんまりと満足した笑顔を浮かべながら、
揉みほぐすようにお腹をさすった。

バン「ふぃー、久しぶりに大物を食べることができたぜ♪」

べろんと口元を舌で舐め、
飲み込んだ獲物の余韻をじっくりと味わった。
体内に押し込まれた獲物が時々もこもこと動き、
それが妙にこそばゆくて気持ちがいい。

彼は獲物を丸呑みしたときの、
このお腹の中で暴れる感触がたまらなく好きだった。
必死に暴れているこのポケモンも、
あと数時間したらドロドロに溶けて彼の栄養となり、
この心地い感覚も終わってしまうのである。
そう思うとちょっと残念な気もしてくるが、
かといって吐き出してまで助けてやる義理もない…。

バン「へへ、暴れても無駄だぜ坊主!」

ぽんぽんとお腹を叩きながら、
バンギラスは気分よさそうにサンダースに向けて声をかける。
サンダースに声が届いているかは分からないが、
本当に暴れたところでこの獲物が外に出れる可能性なんてまずないのだ。

彼の種族『バンギラス』の体は鎧のように頑丈で、
岩に突進してもビクともしない程の強靭な防御力を誇る。
強力な威力の技や、
彼の弱点のタイプである『みず』や『くさ』ならともかく、
あのサンダースは彼の得意とする『でんき』タイプのポケモンである。

それにみたところ『旅人』のようだったが、
どうみても旅慣れている感じはなく、
初心者まるだしな雰囲気を漂わせていたし、
そんなポケモンが経験を積んで覚える強力な技を習得しているとは思えない。

ようするに、
彼から見てもあのサンダースのレベルは大したことなく、
それゆえお腹の中から脱出できるような強力な技も覚えていないはず、
というのが彼の考えだった。

バン「まあ、運が悪かったと思ってあきらめてくれ。」

ぽんと弾むように軽くお腹を叩くと、
彼はのしのしと街道を歩きだす。

バン「しかし、あいつどこまで食い物を探しに行ったんだ…?」

ふとバンギラスは未だに食料を探しに行ったまま戻ってこない知り合いのことを思い出し、
きょろきょろとあたりを見回してみる。
とはいえお腹はすでに満腹だったので、
急いで探す必要はないのだが…。

バン「たく、人にこんなとこまで付き合わせといて勝手にいなくなるなよな…。」

はぁ…と軽く息を吐き、
バンギラスはめんどくさそうに再び歩き出す、
…すると。

……ピリッ

バン「…ん?」

なんだかお腹がちくっと痛んだ気がした、
最初は気のせいかとも思ったが。

…ピリッ…ビリッ…ビリリッ!

バン「いで…イデデデッ!」

いきなりお腹の中がビリビリと痛みだす、
刺すような痛みがお腹の中を駆け巡り、
激しい痛みが彼を襲った。

バン「イデッ!なんだよこれ……まさか!?」

思い当たることなんてひとつしかない、
彼がさっき食べたサンダースがお腹の中で暴れているのだ。
しかし、
飲み込んだ直後に暴れていた時と今の痛みでは、
明らかに威力が違う。
いったい、
お腹の中で何が起こっているというのだろうか…。

バン「くっそぉっ…あのやろお…イダッ!」

たらたらと嫌な汗が顔から染み出し、
ゴロゴロとお腹から不調を訴える音が鳴り響く。
胃袋がきゅうっと締め付けられる感触がするたびに、
味わったことのない痛みが彼を苦しめた。

…ゴロゴロ…ゴロゴロ!

苦しそうにバンギラスがお腹を押さえていると、
ふとお腹から聞こえる音とは違う音が聞こえてくる。
最初は気のせいかと思ったが、
その音はまるで彼を包み込むかのようにどんどん大きくなってきた。

バン「な…なんだ…?」

バンギラスは汗でびっしょりになりながら顔をあげる、
気のせいか辺りがさっきより暗い気が…。

ピシッ…ビリリッ!!

バン「あ、なんだ……へ…?」

空から聞こえた音にバンギラスは顔を上げる、
その瞬間彼の顔は呆けたようにポカンとなる。
だって、
さっきまで青空が広がっていた空が、
いつのまにか雷雲たちこめる真っ黒な空になっているのである。

いくら豪快な性格をしたバンギラスでも、
咄嗟の反応ができなくても無理はなかった。

青空を覆った雷雲は、
大量の電流をビリビリす走らせ、
今にも降り注ぎそうな勢いである。

バン「あれは…。」

バンギラスには信じられなかった、
あれは【かみなり】、
『でんき』タイプのポケモンが扱うことのできる強力なでんきの技である。

しかし、
天候を操るとゆう高度な技術が必要なことから、
レベルの高いポケモンにしか扱うことのできない技のはずである。

バン「まさか…こいつが…!?」

彼は驚いた顔のまま、
未だにぷっくりと膨れたままのお腹に視線を向ける。
こんな森の中にでんきタイプのポケモンが、
そう何匹もいるとは思えない。

だとすれば、
あの【かみなり】を操っているのは、
まちがいなくこのサンダースのはずである。

バン「そんな…嘘だ……!」

バンギラスの呟きは途中で途切れた。

彼が咄嗟に顔を上げると大量の稲光が彼に向けて落ちてくる、
咄嗟によけることも受けることもできずに、
彼の姿はいかづちの閃光の中に消え去った…。
最悪な場所
 
ずるっ…ずるるっ…

飲み込まれたサンダースの体にたっぷりの唾液がまとわりつき、
ぬるぬるとした狭い空間をすべりおち落ちていく。

ダース「う…く…!」

必死に壁に手を押し当てて落ちないように突っ張るが、
唾液が絡みつき摩擦力を失った手では彼の体を支え切れず、
ゆっくりと彼の体が重力に任せて落ちていく。

ずるぅっ…!

ダース「え…うわぁ!」

一瞬気が緩んだ瞬間に彼の手が滑り、
ぬるぬるした肉の壁の間を、
勢いよくずるずると滑り落ちていく。

べちゃという音とともに、
サンダースは柔らかい地面にぶつかった。
ぶよぶよする肉の感触が、
波打つように彼の体に伝わってくる。

ダース「うう…また…ここかよ…。」

もう三度目になる胃袋の中、
一回目は真っ暗でよく分からなかったけど、
二回目はうっすらに覚えている。

薄暗くむっと蒸し暑い空間…、
どこからか響いてくるドクンドクンという音…、
そして不気味にわき出てくる気味の悪い液体…、
今彼のいる場所はあの時の場所とそっくりだった。

僅かに浮かび上がる胃袋の中は、
ぐにゃぐにゃと生物独特の不規則な動きをし続け、
彼を溶かそうとじわじわと胃液が染み出してくる。

ダース「く、くそぉ…!」

がむしゃらに壁に向かって得意の【スパーク】をたたき込む、
バチバチと電撃が飛び散り、
僅かに胃袋がぶるっと震える。
しかしそれだけだった…、
胃袋が少しだけ震えただけで何も起こってはくれない。

ダース「そ…そんな…。」

彼はでんきタイプのポケモンである、
しかし年の若い彼が使いこなせる技はまだ数が少なく、
その中でも一番威力が高く使いやすいのが【スパーク】だった。
それが効かないということは、
彼に残された手はもうほとんど残っていない…。

前に飲み込まれた時もパニックになりながらも胃袋の中で必死に暴れたが、
結局彼の力では胃袋に傷をつけることさえできず、
全ての力を使い切りいつの間にか力尽きてしまっていた。

あの時は知らないうちに吐き出されていたけど、
今回もそんな都合よく吐き出してくれるとは思えない。
そしてもしもここから出られなかったとしたら、
彼のたどる末路は…。

ダース「うっ…ううっ…。」

怖くてぽろぽろと涙が溢れてくる、
自分がどうなってしまうのかそれを考えるだけでとてつもなく恐ろしい。

こんなところで終わりたくない、
まだやりたいことだってたくさんあるし、
やってみたいことだってたくさんある。
『旅人』になって村から飛び出したのに、
何も得ることのないまま終わてしまうなんて、
考えたくもない…!

ダース「いやだ…。」

パリッと火花が散り、
無意識に彼はよろよろとふらつきながらも立ち上がる。

ダース「いやだ…イヤだ…イヤダ!」

あまりの恐怖にどうにかなってしまったのだろうか、
頭がぼんやりとしてうまく考えがまとまらず、
何をしたらいいのかもよく分かっていない。
それでも彼は涙が溢れるままの虚ろな目つきで、
ぎゅっと全身に力を込めていく。

パチッ…パチパチッ…!

彼の体に細かい電流が走り、
ぼんやりと電流の光で薄暗い胃袋の中が照らされていく。
年が若くまだ未熟な彼にとって、
ここまでの電流を放出したことなど一度もない。

無我夢中で体中の力を絞り出し、
指先や頭がチリチリと痛む、
それでも電流の放出は止まらない。

ダース「あ…あああっ!」

だんだん激しく電流が彼の体を走り始め、
唾液に濡れて垂れ下がっていた彼の体毛が、
びしっと鋭い針のように逆立って波打つ。
先ほどまでの弱々しい姿は微塵も感じられず、
サンダースはまるで何か別の生き物のように吼え声をあげた。

ダース「があああああ!!」

そして彼は全身に溢れんばかりにためた電流を、
流れに身をまかせたまま胃袋中にありったけ放出する。
そこで彼の意識はぶつりと途切れた…。
最悪な状況
 
バクンとバンギラスの口が閉じられ、
サンダースの頭が何か柔らかいものの上に押し当てられる。
ぬるっとするその物体が何なのか、
経験上すでに知っている、
そしてそれが何を意味しているのかも…。

ダース「う…うああああ!!」

パニックになって、
サンダースは暗い口内の中でじたばたと暴れだす。
足でバンギラスをぼかぼかと蹴ったり、
前足で舌を押し退けようともしてみた、
しかしがっちりと彼をくわえた顎はビクともしない。

ダース「うあっ…ああ…あああ!!」
バン「うるせえな、大人しくしてろ!」

あまりにも抵抗するサンダースが不愉快なのか、
むすっと眉をしかめてバンギラスは舌ベロにい力をこめる。
ぐぐっ…と持ち上がる舌ベロがサンダースの体を口の天井に押し付け、
ぎりぎりと彼の体を圧迫する。

ダース「あがぁ…うぐ…げほっ…。」

天井に押し付けられる体毛が唾液に濡れていき、
彼の体毛のとがりがだんだん弱くなってくる。
彼の自慢の鋭くとがった体毛も、
何度も絡みついた唾液のせいですっかりその強度を失くしてしまっていた。

バン「おっと、痛まねえように食べてやる約束だったな悪い悪い。」

バンギラスは軽い調子で声をかけると、
ぎゅうっと押し上げていた舌の力を抜く。

ダース「あうぅ…。」

ふっと力の抜ける舌ベロとともに、
彼の体もぐらっと崩れるように舌の上に横たわる。
ぜぇぜぇと苦しそうに空気を貪る彼の鼻や口に、
ねろぉっとした唾液が容赦なく彼の顔を覆った。

ダース「うぇ…ケホッケホッ…!」

口に入るバンギラスの唾液からは、
濃い獣の臭気や彼の体の味が混ざった気持ち悪い味がして、
おもわずむせ込む。

バン「しかし、本当にお前はうめえ味がするな…♪」

再びバンギラスが彼の体を優しく咀嚼し始め、
休む暇なく彼の体に唾液の波が襲いかかる。

ぐちゃぐちゃ…ぴちゃ…ずるっ…!

しばらく静かに咀嚼される音だけが森の中に響き、
バンギラスは恍惚とした表情で口を動かす。
彼の口の動きが止まる頃には、
サンダースは全身の力がぐったりと抜け、
外に垂れた尻尾や足がだらんと垂れさがる。

バン「さてと、そろそろ飲み込むとするか…。」

喉の奥からバンギラスの呟く声が聞こえ、
サンダースの顔がひぃっ…と強張る。
飲み込まれるということは、
この穴を滑り落ちて、
またあの暗くて狭い胃袋に収められてしまうということだ。
もうあんな気味の悪くて恐ろしい場所なんかに行くのは嫌だ、
だけどもう体にはぴくりとも力が入らない。

バン「じゃあな、ゆっくり俺の中でとろけてくれよ♪」
ダース「…!」

バンギラスはその言葉を言い終ると口をすぼめ、
サンダースの体をまるでそうめんでもすするかのように、
ちゅるちゅると音を立てて口の中に吸い込んでいく。

ダース「うわ…ああっ…ぁぁっ…!」

口中に響き渡るサンダースの絶叫を最後に、
彼の足と尻尾がちゅるんと口の中に吸い込まれ、
彼の体は外の世界から完全に姿を消した。

ゴックン…!

生々しく飲み込む音が響くと、
バンギラスの太い首がさらに大きく膨れ上がり、
大きな塊が胃袋に向かって下へ下へと滑るように落ちて行った。
最悪な展開
 
ダース「うあ…。」

バンギラスに舐められた頬からねっとりとした涎がでろりとたれる。
気味の悪い舌ベロの感触に無意識に手足がピンっと伸び、
こわばった体がぎしぃっと音を立てた。

ダース「ひ…ひぃぃ…。」

冗談じゃない、
今日だけでもう二回も食べられているのだ。
これまでは何とか吐き出してもらえていたが、
今度もまた無事に吐き出される保証なんて全くない、
最悪の場合今度こそ溶かされてしまうのかもしれないのだ。
生き延びるためにも、
何としてでもこいつから逃げなくてはいけなかった。

しかし、
そう思い逃げようと必死で体に力をこめるものの、
【こわいかお】の戒めで自由を失った体は思うようにいうことを聞いてくれず、
ただ空しく手足がカタカタと震えているだけだった。

ダース「もう…だめ…。」
バン「…ん、何かお前変わった味がするな…?」
ダース「…へ?」

サンダースの味を舐めた舌をレロレロとちらつかせながら、
バンギラスは首をかしげている。

バン「なんか刺激的っつうか、生臭いって言うか…。なんだこの味…?」

最初は何のことを言っているのか分からなかったが、
サンダースはふと思いあることに気がついた。

そうだった、
そもそも彼の体は二回も他の生物の胃袋に収められているのである。
吐き出された後に体を洗った覚えもないし、
川や水辺を突っ切った覚えもない。
ということは、
彼の体にはまだ彼を食べた相手の涎とか色々なのがこびりついているはずである。
思い出してさりげなく自分の匂いをクンクンと嗅いでみるが、
なるほど、
なんか言いようのないひどい臭いがする…。

ダース「…うえ~。」

そう考えるとなんだか自分がとてつもなく汚いもののような気になるが、
必死にその考えを頭から振り払う、
とにかく今の彼の体はとても美味しいなんて言っていられる味じゃないはずだ。
彼の味がまずいとわかったら、
いくらお腹を空かせたこのバンギラスでも逃がさざるを得ないだろう。

気付かれないようにニンマリとサンダースは笑顔を浮かべ、
そっとバンギラスの様子をうかがう。
何かを考え込んだままバンギラスがふんふんと彼の体の匂いを嗅いでくるが、
あえて抵抗せずにじっと我慢してみる。

バン「…。」

彼の匂いを嗅いでから、
バンギラスはもう一度べろりと彼の体を舐め上げる。
こんどはお腹から足までべろんと舐められて、
舌の感触がとてもくすぐったかった。

バン「ふーむ…。」

さきほどのよくしゃべっていた時とは対照的に、
目を瞑って黙り込んだまま真剣に彼の味を味わい、
バンギラスは口の中でサンダースの味をざらざらと唾液に混ぜて飲み込む。

サンダースはごくっと生唾を飲み込む、
バンギラスの表情はずいぶん難しそうな顔つきになっている、
これならひょっとして…。

バン「うん、思ったんだけどよ…。」

ぱちっとバンギラスが目を開けてサンダースを見る、
サンダースも期待を込めたまなざしでバンギラスを見つめた。

バン「お前にいってもしょうがないかもしれないんだけどよ…。」
ダース「うんうん。」
バン「お前ずいぶん食欲をそそる味してるんだな♪」
ダース「……はっ?」

一瞬バンギラスの言っていることが理解できず、
ぽかんとサンダースは口を開く。
食欲をそそる味…?
それって美味しいってこと…?

バン「いやー、お前みたいな変わった味してる奴は珍しいよな。
    いままでいろんな奴食ったことあるけど正直お前が一番うまいと思うぜ!」
ダース「…。」

あっはっはと豪快に笑いながらバンギラスはしきりに彼の味を褒めている、
無理している様子などまったく無く、
本当にこの異味・異臭のする彼のことを美味しいと思っているらしい。
そんな訳あるもんかと叫びたいが、
バンギラスが美味しいと思っている以上、
いくら彼が叫んだところでもう意味はないだろう。
…もしかしてこのバンギラス、かなりの味オンチ?

バン「へへ、こんなにうまいと分かったからには、どうあっても逃がす訳にはいかねえな…!」
ダース「…うう。」

絶望的だった、
もうどうあがいてもバンギラスは彼のことを逃がしてくれそうにない…。

しゅるる……ガパァッ…!

バンギラスは外に出していた舌ベロを引っ込めると、
信じられないくらいに大きな口を開けてサンダースの体を口まで上げていく…。

ダース「うわ、うわわあああ…!!」
バン「安心しろよ、なるべく痛みのないように食ってやるからよ。」

大きく開かれた口からは嗅ぎなれた獣臭い息の匂いがする。
真っ赤な口内にはさっきの舌ベロがうねうねと蠢き、
喉の穴が大きくなったり小さくなったりを繰り返している。

すでに何回も見せつけられた光景だったが、
何度見ても背筋に這いのぼる怖気や死への恐怖感が拭えなかった。

ダース「うわあ、嫌だ、食べないでよお!!」
バン「んじゃ、いっただきまーす♪」

サンダースの悲痛な叫びがこだまするが、
楽しそうな口ぶりで最後の宣告を下し、
サンダースを掴んだ腕ごとバンギラスは彼の体を喰らい込む。

ガプッ……ジュル……ジュルジュル…!

くわえ込まれたサンダースの足や尻尾がじたばたともがくが、
バンギラスは構わず彼の体を味わうように優しく噛みしめる。
もむもむと美味しそうに口を動かすたびに、
口の隙間からだらだらと唾液があふれ出していた。
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★ プロフィール
HN:
森クマ
性別:
男性
自己紹介:
展示するのも恥ずかしい物しか置いていませんが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
(・ω・)

諸注意:
初めてきてくれた方は、
カテゴリーの『はじめに』からの
『注意書き』の説明を見ていないと
色々と後悔する可能性大です。
(・ω・´)

イラスト・小説のリクエストは
平時は受け付けておりません。
リクエスト企画など立ち上げる際は、
記事にてアナウンスいたしますので、
平時のリクエストはご遠慮くださいませ!
(・ω・`)

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更新日 2014年  1月17日
  少ないけどとりあえず新規イラストに変更
  一枚オリキャライラストなので苦手な方注意

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