[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
グマ「…んっ、……んんっ……?」
ルギ「起きたか?」
マッスグマが目を開けると、
その気配に気づいたのかルギアが声をかける。
薄暗い部屋のような場所でぬらぬらとした天井が視界に入り、
とろっとした液体が仰向けに横たわる彼のお腹に垂れ落ち、
生ぬるい温度とぬるぬるとした感触が伝わってくる。
手をついて起き上がろうとすると、
地面のぶにっという触りごこちに思わず手を引っ込めた。
グマ「…ここは…?」
ルギ「私の口の中だぞ。」
だんだんと薄暗さに目が慣れてくると、
くにくにと蠢く肉壁やそれを覆うように流れる唾液の姿が見えてきた。
確かにある意味見慣れたルギアの口内だったが、
ふといつもと違うような香りがしたような気がし、
クンクンと鼻をひくつかせる。
グマ「…なんだ、甘いにお…ぶっ!」
マッスグマが不思議そうな顔をしていると、
ルギアの口が少し開き、
ひょいっと小さな塊が投げ込まれる。
ごつんとマッスグマの顔にその何かがぶつかり、
ころころと下の上を転がっていく。
色鮮やかな黄色のその塊はどこかで見たことのある木の実であった。
グマ「い……っつぅ……。」
彼が痛そうに頭をさすっていると、
転がっていた木の実がしゃりっと爽やかな音を立てて噛み砕かれ、
口内に立ち込める香りと同じ香りがぱっと散った。
グマ「なにすんだよ…!」
ルギ「なにって傷の治療だが?」
グマ「…ち…ちりょ…うぶっ!」
マッスグマが疑問の声を上げる前に、
大量の唾液がこれでもかというぐらいに浴びせかけられる。
慌ててぬぐおうとする彼だったが、
ルギアの舌が彼をすっぽりと彼の体を包み込むように巻きつかれ、
体中にぬるぬるとした唾液をすり込まれていく。
べしゃあ…べちゃ…べちょべちょ!
グマ「うひゃあ、うっぷ…おい、やめろ…うえっぷ!?」
ルギ「少し大人しくしていろ、すぐに終わる。」
グマ「すぐって…なにが…うえっ!」
……その後、10分は舐め続けられただろうか。
ようやく解放された時はマッスグマは涎でドロドロになり、
体毛もべっちょりと濡れボサボサになっていた。
グマ「うへぇ…おい、なにす…!」
ルギ「傷の具合はどうだ?」
グマ「傷って……あれ?」
怒ったように声を荒げるマッスグマだったが、
ルギアに言われ自分の体力がずいぶん回復していることに気がついた。
あれだけすり傷とかの怪我をしていたはずなのに、
ほとんどの傷がふさがっていて体調もずいぶん楽になっていた。
グマ「傷が…なくなって…?」
ルギ「オボンの汁が傷によく効くのは前に見せたと思うが?」
グマ「…あ。」
思い出した。
そういえば前にこいつの胃液で怪我をしたときも、
さっきのオボンの木の実で治してもらった様な気がする。
ルギ「絞るのがめんどくさかったのでな、こういうやり方もあるということだ。」
グマ「あのなぁ…。」
普通傷口に唾液を塗りたくられたら、
バイキンのひとつでも入り込みそうだが…。
まあ現に治ってきているのだから強くは言えなかった。
グマ「…はぁ。」
マッスグマは疲れたように息を吐くと、
ぷよぷよとするルギアの舌の上にごろんと仰向けに横になった。
べちゃりと背中で唾液がはねる音がするが、
すでに全身涎まみれだったのであまり気にはならなかった。
結局のところ、
彼はルギアに助けられたのだろう。
記憶があいまいでどうやって助けだされたのか覚えていないのだが、
じゃなきゃ彼は今頃再びアーボに飲み込まれていたか、
あるいはそのまま力尽きていただろう。
彼はぐっと軽く背伸びをし体をほぐしながら、
そういえばアーボの体内では満足に体も伸ばせなかったことを思い返す。
ルギアの口の中や胃の中の広さは、
アーボなんかとは比べ物にならないくらい広いだろう。
でもそれ以上にアーボの体内で感じた強い不安や恐怖という感情を、
彼はこのルギアからはあまり感じないのである。
これが慣れなのか、
それともこんな涎まみれな場所が不快にならなくなってきたのかは分からないが、
それでもアーボの中に比べればいくぶんかは心地のいい気がしてきたのだった。
グマ「まあ…あの、助かったよ…ありが……。」
マッスグマが照れる気持ちを隠しながらお礼を言おうと口を開くと、
ふと視界の隅で何かピンク色の物がそろーっと近寄り、
彼に覆いかぶさろうとしてきていた…。
グマ「ふんぬっ!」
ルギ「むっ…!」
マッスグマはぴょんととび上がると、
そのピンク色の舌べろの先端をがしっと掴む。
うねうねと逃れようと動く舌を抑えつけながら、
マッスグマは声を荒げてどなった。
グマ「だから、何する気だったんだよお前!」
ルギ「うむ、おしかった。」
前言撤回。
こいつの口の中に何も感じなくなってきているのは、
多分あきらめからだ、それ以外考えられない。
いつもいつもお礼を言おうと思った次の瞬間にこれである、
狙ってやってるんではなかろうか…?
ルギ「さっきのに答えてなかったな、もちろんお前に一度胃袋に入ってもらおうと思ってな。」
ふと気のせいかルギアの声のトーンが落ち、
淡々とした声が喉の奥から響いてくる。
ルギ「お前のせいで今日は大物を逃さなくてはならなくなってな、おとなしく責任を取れ。」
グマ「…はぁ!?よく分からんが、誰が一日に二度も食われるか!」
だんだん力の強くなってくる舌べろをマッスグマは必死にふんばって押さえつける、
手を離したが最後、確実に食われる…。
ルギ「ふむ、ところでお前は何か大事なことを忘れているのではないか?」
グマ「…え、な…何がだよ!」
突然のルギアの問いかけにマッスグマは力を緩めることなく考える、
何か忘れていること…?
ルギ「お前が今、どこにいるかだ。」
グマ「………へ?」
一瞬マッスグマの気配が呆けたものになるのを感じると、
ルギアは彼の乗っている舌べろをぽーんと力を入れてくねらせると、
まるでトランポリンでも跳ねたかのようにマッスグマの体が宙に飛ぶ。
グマ「うわぁ…!ず…ずりぃ…!」
マッスグマは悲鳴に近い声を上げるが、
止めと言わんばかりに舌がぶるんと振られ、
彼の掴んでいた舌の先端がずるりと音を立てて手元を離れる。
そのまま一度彼の体が舌の上ではずんだかとおもうと、
そのままがぽっと頭から喉の穴にはまってしまった。
ずる…ずりゅ…ずるっずるずる……
グマ「うむぅ!むぅ…むぅぅっ!!」
ルギ「いただきま~す♪」
バタバタと足を振って暴れる彼だったが、
暴れれば暴れるほどずぶずぶと喉の奥へと沈んで行ってしまう。
そんな彼を飲み込んでしまうべくルギアはぐっと首を伸ばすと……
ずぶっ…ずぶずぶ…ずずずず…………ゴックン!
グマ「う…うわぁああぁあああぁぁぁぁ……!!!」
マッスグマの絶叫がこだまし、
ルギアの首をぷくっとした膨らみがぐにゅぐにゅと音を立てて下っていくと、
やがてお腹のぽてっとしたふくらみと同化し見えなくなった。
ルギ「けふっ…、ごちそうさま。」
ぺろっと口元を舐めとりながら、
ルギアは膨らんだお腹を優しく撫でた。
他と比べて少しだけ大きくでっぱた部分のお腹が、
時折なかから蹴りつけているようにぼこぼこと波打っている。
ルギ「ふぅ、ようやく木の実以外のものが食べられたな。」
お腹の中で暴れ続けているであろう親友の姿を想像しながら、
ルギアはくわぁっ…と大きなあくびをする。
さすがの彼も、
ずっと飛び回っていたことやさっきのひと騒動などで、
少し疲れたようだった。
羽をたたみごろんと横になると、
ぽこぽことお腹が蠢き続ける感触がくすぐったくて気持ちよく、
中にいるであろうあいつが体力を取り戻してきていることが容易に感じ取れた。
※
一応ルギアも親友がアーボの体内から出てきたときから、
彼がどくに侵されていないか心配だったのだ、
これだけ元気ならばまあ体の方は大丈夫であろう。
だが【どくばり】が刺さったような刺し傷のようなものはあったし、
最初の衰弱具合からみても一度どくにやられたのを自力で回復したのだろうか?
ルギ「だとしたらなかなか物覚えがいいな…。」
さきほどのさらりと流した程度の彼の講釈を、
このマッスグマは僅かな間に自身の知識として習得してしまったらしい。
それにさっきのオボンの汁のこともそうだ。
確か前に使ったときには、
この木の実の汁の説明はしていなかったように思える。
一度見せただけで効果を理解していたようだし、
観察力の方もなかなかのものを持っているようだった。
※
ルギ「ふむ、おもしろいな…。」
ルギアは夢うつつにうとうととしながら、
口元は楽しそうに微笑んでいた。
マッスグマに教えを請われた時は、
適当に教えてさっさとあきらめでもつかせようとも思っていたのだが、
これだけ物覚えが速いのならルギアとしても教えがいがあるというものだった。
ならばもう少しだけ彼の知っている知識を、
こいつに教えてやるのも悪くは無いだろう。
このマッスグマが親友であれ生徒であれ彼のそばにいれば、
当分は『美味しいお礼』がもらいたい放題なのであるから…。
せっかくだから付き合ってやろうと、
彼はもう一度大あくびをしながら思っていた。
ルギ「まったく、本当に変わった面白い奴だ。」
そうぽつりと呟くと、
ルギアはすっと目を閉じすぅすぅと静かな寝息を立て始める。
彼が幸せそうに眠っている中で、
彼のお腹の中の親友が不満そうにぼこっと腹を蹴った。
そしてこれにて『変わり者のあいつとこいつ』完結でございます。
最後まで文章滅茶苦茶長くてすみません、
ブログに優しくないこの長さ。
携帯の方とか読むの大変だろうなぁ、
次回は簡潔な文を心がけねば!
そして最後の最後にイイハナシダナー展開にしないという鬼畜さ。
だってここ捕食ブログですもの、
捕食で始まり捕食で終わらせねばね♪(なんという外道
とりあえずここまでお付き合いありがとうございました!!
次書きたいのもお話の流れは考えてるのですが、
携帯がないと下書き描いたメモ帳からパソコンに移せんのです…。
とりあえず携帯戻ってくるまではまたラクガキ描いてこうかな?
(・ω・)
※
あといつの間にか80000ヒットしとりますね、
いつもお越し下さりありがとうございます♪
日に日に回ってくカウンターの数字が、
最近の生きてゆく糧でございます!
本当に来て下さる方方に圧倒的感謝を♪
でも70000時の記念絵がまだ残っているという、
早くこっちも描き上げたいなぁ。
もしくは前みたいに一緒にしてしま…おや、こんな時間に誰か来たようだ…。
(・ω・)?
おお、
コメントできるようになってよかったです♪
ちょっとあぶないツール…?
だ…だいじょうぶかな…?
おお、ジム全制覇おめでとうございます!
噂ではお山に潜む元チャンピョンは鬼のような強さだそうですが、
大丈夫voreさんならいける!
全伝説捕獲作戦もですか、
大丈夫ルギア様なら全部食える!(食うな!
意外とミスはいっぱいありますよ、
前回の小説記事も一瞬だけ『お返事です』になってましたし♪(エ
>>レイテさん
初めましてです、
いつもお越し下さってありがとうございます♪
捕食好きな人に悪い人はいません、きっと!
ごめんなさい、
リクエストは一応今のところ受付てないんです…。
ただコメントとか拍手ででたネタをたまに日記絵に使わせていただいたり、
拍手の方で使わせていただいたりをこれからはしてみようかなと考えております。
もしよろしければ管理人のみ閲覧可で送って頂くか、拍手の方で言っていただけたら描かせて頂くことがあるかもしれません。
ただ企画とかでのリクエスト募集ではないので、確約はできないんです。
そこだけはすみませんがご了承くださいませ。orz
>>メビさん
初めましてです、
こちらこそ遊びに来て頂いてありがとうございます♪
これからもこのペースを崩さないで頑張ろうと思います♪
こうした質問頂いたのは初めてです、
私なんかでお答えできるか不安ですが…♪
お答えさせて頂きますね♪
※
私の場合表情を描くときは目と口の形に特に気をつけています、驚いていると目を大きくしたり、怒っているなら目を細めたりとかですかね♪
ただ普段描きなれないポケモンを描く時なんかは、某イラスト投稿サイト様でそのポケモンの絵を参考にさせて頂いております。
私にとって自分以外の絵を描いてる方もしくは小説を書いている方は、皆様先生だと思って拝見させて頂いています。
そうした素敵な作品を生み出している方々の作品にたくさん触れてみるのが、私にとってのコツみたいなものですかね?
※
長いのと分かりずらい説明で申し訳ない、
いつか素敵な作品が作れますよう応援させていただきますね♪
>>ウインディさん
クマ「あ、いらっしゃいです♪」
(半我が家のようにくつろぎながら、ぬまうおポケが幸いして呼吸&視力良好)
ダイル「………。」
(返事が無い、ただ気絶しているようだ。)
ぐにゃぐにゃしているから、
力を込めれば旋回できるかもです♪
幸い他に比べれば巨大なアーボですし♪
環境揃ったらぜひお願いします♪
いつか自分のキャラ達でチーム組みたいんですが、
良く考えたら魂銀ではニド兄以外揃えるのが結構困難な子が多いですね♪
揃うのは果たしていつになることやら…♪
皆さんコメント&拍手ありがとうございました!
(毒で苦しく、三匹いて狭くてキツイらしいw そのうちに二度と醒めることのない、闇の中に墜ちていったw)
かなりつらそうだけど、今の状態じゃ無理だっていう…w
何気に思ったら、新キャラだすとしたら、
性格決めとか、食われ(喰い)のシチュエーション考えるのも大変ですよねぇ…
ま、うちのウインディは改めてフリーダムに性格設定していいですがw
いざとなれば、通信で卵渡しますb
今は、ガーディとニドの兄貴を厳選育成中……
丸呑み代表のランターンもいいかな?
はい!伝説捕獲作戦がんばります!そしてルギャ様の餌代がうk・・(マテ
携帯からで、長い小説よむのも悪くないですよ(^O^)/
もう伝説はラティオス・ルギャ・ホウオウ・サンダーファイアーフリーザー・ミュウツーですね(*^-')b
ついでにラグラージ・バシャーモ・ジュプトルまで持ってまs
早速参考にさせていただいております。
みなさんゲーム側でも奮闘されてるようで、楽しそうですなぁw
私はずっとポケスロンしかしてません。
なぜかと聞かれると、うちの食いしん坊様達のダイエットをと・・、みな食欲旺盛なので太る一方だと健康に悪いと考えまして;
しかし、食料を減らす方やると私が食われそうになるのでそれは簡便願いたく日々何かしら捕まえてます(実はルギ様は4体もいらっしゃるので;;
他は器用になってもらえればと私の仕事と同じようなことをさせてみたり・・(絵に描いてます
流石伝説系だけあってやるときはやってくださるみたいですw
でも、いつみてもあの巨体で216kgはないよなぁと思えてしまうのですが・・他の方はどう思われますかねぇ・・気になるところです。
では、この辺りで失礼します。
後ろでたくさん口空けて待ってるみたいですので(ぇ
今後ともよろしくで・・・
バクッ
す・・・
[この@は想像にお任せします]
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
(・ω・)
諸注意:
初めてきてくれた方は、
カテゴリーの『はじめに』からの
『注意書き』の説明を見ていないと
色々と後悔する可能性大です。
(・ω・´)
イラスト・小説のリクエストは
平時は受け付けておりません。
リクエスト企画など立ち上げる際は、
記事にてアナウンスいたしますので、
平時のリクエストはご遠慮くださいませ!
(・ω・`)
『Sorry. This site is Japanese only』
『絵チャット入口!(・ω・)』
絵茶会にて
ポケモンバトル交流も行ってます!
(行っていない場合もあります。)
どなた様でも参加大歓迎ですので、
絵茶会中のチャットにて
お気軽にお申し出くださいませです♪
『ともだちコード名簿(・ω・)』