忍者ブログ
当サイトは『主に二次元のキャラによる捕食行為』に関する創作物を扱っております、無断転載・配布・加工はご遠慮ください。                              また当サイトは版権元とは一切関係ありません、版権元への問い合わせ等もできればご遠慮ください。                                   リンクはフリーですのでご自由にどうぞ!                                                                     『Sorry. This site is Japanese only』
<< 04  2024/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>
[185]  [184]  [183]  [182]  [181]  [180]  [179]  [178]  [177]  [176]  [175
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

唾液と粘液


アーボの口が唾液の飛沫を飛び散らかせながら大きく開き、
彼の胴体に締め付けられているマッスグマの頭に覆いかぶさるようにかじりついた。

グマ「うむ……。」

マッスグマの顔にどろっとした唾液が垂れるようになすりつけられ、
ぴちゃぴちゃと粘着質な音を響かせながら彼の頭が口の中へと消えていく。

アーボのほうもマッスグマの味を気に入ったのか、
まるで急かされるように彼の体を口内に押し込んでいた。

グニュ…グニグニ……グニグニ……

普段食べられ慣れているルギアの口に比べ、
アーボの口の中はマッスグマにはやや狭く、
ゴムのように軟らかいアーボの頭が彼の体ぶん膨らんでいる。

マッスグマの体がお腹まで飲み込まれ足と尻尾が力なくゆらゆらと揺れている。
じっとしているだけでも大きな舌が彼の体に押し付けられ、
だんだんと呼吸をするのも苦しくなってくる…。

グマ「グ…グハッ…ゲホゲホッ!」

飲まれるままぐったりとしていたマッスグマだったが、
舌が顔にかぶさりさすがに苦しそうにむせかえる。

幸いにもそれで意識が戻ったのか、
彼はうっすらと目を開く。

グマ「うえ…こ…ここは……うわ…。」

目を開いたマッスグマが最初に見たのは、
ぐにゃぐにゃと蠢くアーボの喉とその奥に続く真っ暗な穴だった。
天井から絶えず流れてくる唾液がその穴の奥にも流れ落ちていき、
ぬらぬらと滑りやすくなったその穴に落ちたらもう戻ってこれそうに無かった…。

…ゴクッ

その光景に思わずマッスグマも唾を飲み込む、

いくらルギアに何度も食べられているとはいえ、
彼自身当たり前だが食べられることが好きなわけではない。
飲み込まれかけている彼には目の前に広がる暗い穴は恐怖しか感じられなかった

さすがにその光景を見続けるのは嫌なのか、
狭い口内の中なんとか体をよじり仰向けに寝返る。

グマ「ぐ…くそぉ…だせよ…!」

マッスグマは弱々しく口内の壁を叩くが、
やはりまだすいみん草の効力が抜けきっていないのか、
ほとんど力を出せなかった。

アーボはそんなマッスグマの体をを、
うるさいといわんばかりに舌で口内の天井に押し上げる。

グマ「うぁ…があっ…。」

軟らかいアーボの口内とはいえ、
舌の力が強くマッスグマの体に圧力をかけ、
視界がちかちかと明滅する。

その間にも彼の体はちゅるちゅるとアーボの口の中に入っていき、
尻尾以外の全てが口の中に飲み込まれ、
アーボも満足そうに顔を歪めて笑う。

グマ「ぐぅっ……うぁ…。」

締めあげられていたマッスグマだったが、
ふいに舌の力が緩み彼の体が舌の上に横たわる。
ぜぇぜぇと苦しそうに呼吸をするが、
そんな彼にアーボの唾液が容赦なく浴びせかけられていく。

グマ「うえっぷ…げほっ…!」

マッスグマは動く範囲でなんとか身をよじり、
すぅっと大きく呼吸する。

口内の空気を吸いながら鼻をひくつかせると、
淀んだ臭気を放つアーボの口内は、
うっすらと血のような鉄の臭いが立ち込めていた…。

グマ「はぁ…はぁ…やっぱ嫌な臭いだな……。」

マッスグマは横になりながら嫌そうに顔をしかめる、
ルギアもそうだがやっぱりここの空気が一番慣れなかった…。
なにせ漂うこの臭いの中には、
呑まれ溶かされていた者たちの残り香も混じっているのだらうから…。

考えていたマッスグマの口に垂れてきたアーボの唾液が入り、
口中に広がる不快な味に思わずぺっぺと吐き出す。

グマ「げぇ…変な味…。」

嫌そうに垂れてくる唾液をぬぐうが、
後から後から垂れてくるためあまり意味は無さなかった。

ふぅっと疲れたように息を吐き、
マッスグマは舌の上で静かに寝そべる。

尻尾のほうも先端近くまで飲み込まれ、
多分後もう少しすれば彼もこの臭いの仲間入りをすることになるのだろう。

グマ「はは……さすがに今度ばかりはダメそうだな…。」

マッスグマはぽつりと呟いた。

今までも何度も飲み込まれてきたが、
それは相手が親友であるルギアだったからである。

しつこいぐらいに彼を何度も飲み込んできたルギアだが、
さすがに溶ける寸前になるといつも吐き出してはくれていた。
…もっとも本当に溶ける寸前ぎりぎりなことの方が多かったが…。

グマ「もう…あいつの顔を見ることも無いのかな…。」

今回の相手は飲み込んだ彼を絶対に出してはくれない、
いやむしろこれが本来の喰うものと喰われるものの関係なのだろう…。

アーボが勝ちマッスグマが負けた、
だからアーボが賞品代わりに彼を喰い、
飲まれた彼は腹の中で溶けてアーボの栄養となって消える。
それで終わり……終わりなのである。

ずりゅ…ずりゅりゅ……んぐんぐ…ちゅる……

とうとう彼の尻尾の先までアーボの中へと収まり、
アーボの頬張る頬が彼の体積分ぷっくりと膨らんでいる。

そしてアーボの首がぐっと伸ばされると、
本格的に彼を飲み込もうと上に持ち上げていく。
その動きに合わせて口の中のマッスグマの体も背中の方から喉の奥にずり落ち、
アーボの口からわずかに見える外の景色が遠ざかっていく。

グマ「いやだな……。」

マッスグマは必死に力の入らない腕を伸ばし、
アーボの喉に手足をつっぱりその場にとどまろうと踏ん張る。

なぜ抵抗するのかよく分からなかった。
今までの経験上、
体が全て収められた今から抵抗したところでもうあまり意味は無い、
遅かれ早かれどの道飲み込まれてしまうのだろう。

頭では完全に理解をしている、
でもなんだか少しでも長く生き延びたかった。

しかし無慈悲にアーボが首をぶるんと振ると、
あっけなくマッスグマ腕はずるりと滑り、
暗い穴の奥へと滑り落ちてゆく。

グマ「う…わ……うわあああああ……。」

マッスグマの体はずるずると滑るように落ちていき、
胃袋へ向けて下へ下へと運ばれていく。

必死に壁に手をあてるが、
粘液に濡れた肉壁は触れただけでぬるぬると滑ってしまい、
落ちる速度さえ緩まらなかった。

アーボの喉は口の中と同じように狭く、
密着するように肉壁が締め付けてくる。

分厚い喉が容赦なく彼を飲み下していき……そして。

ずずず……ずりゅっずりゅっ…ずりゅりゅ………ゴックンッ!

アーボの喉がひときわ大きい音を響かせ、
ついにマッスグマの体が胃袋の中に落とし込まれてしまった。

彼は胃の中で丸まるように横になり、
そんな彼の体にも容赦なく胃壁が締め付けてくるが、
少し力を込めれば簡単にたわむためか、
そこまで不快感は無かった…。

むしろ、
すいみん草によるねむけも手伝って、
じんわりと暖かい胃の中はうとうととするくらい心地いい……。

そこで彼はぶんぶんと必死に首を振って眠気を覚ます。

グマ「う…だめだ…ここで寝たら…もう二度と……。」

もちろん彼は胃袋の中がどんなに恐ろしい場所か分かっている、
ここで眠ってしまったら次に起きれる保障は無いだろう。
だが思いとは裏腹に暖かい胃の中ではどんどん眠くなってくる。

体力自体ももうほとんど残っていない彼には、
すでに意識の方も限界に近かった。

薄れていく意識の中、
彼は意外にもルギアのことを思い返していた。

いつも何を考えているのか分からず、
変わり者の中の変わり者だと思っている彼の親友。

でもそんなあいつは、
彼がいなくなったらどんな反応をするのだろうか?
悲しむのだろうか、
それともいつもと変わらないまま、
時間と共に彼のことも忘れてしまうのだろうか?
どっちの反応をするのか見て見たいとさえ思う。

でもどうあがいても彼にはそのルギアを見ることはできない、
むしろ普段通りのあいつさえまた見ることができるかどうかさえ分からない。

そう考えるとなんだか寂しいなと、
彼は場違いにもクスッと笑った。

グマ「ごめんな…もう…会えそうにないかも…な…。」

マッスグマの目からぽろっと一粒の涙がこぼれ落ちる。
死ぬことへの恐怖のためか、
それとももう親友に会えないことへの悲しさからか、
涙の理由は彼以外の誰にも分からなかった。

そして彼は静かに目を閉じると、
快楽に沈むように暗い虚無の世界へと意識を手放すのだった。


いつもよりちょっと早いけどっできちゃったから更新更新。
その6でございます、
とうとう飲み込まれてしまったグマ君です。
さてそろそろ最終兵器海神を投入するかな・・・。
(アーボにげてぇぇ!)

魂銀の方も着々とメンバーのレベルが上がってきて、
頼もしいチームになってきました.

いまだにハヤトさんに会ってないけどね
だってレベル上げが楽しいんだもん。(いい加減に進んでやれよ

ルギア様捕獲計画はまだ始まったばかりです。
とりあえずちょすい持ってるのウパーゲットしたから、
今のうちに育てておこうかしら?
(・ω・)
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
お返事です
>>voreさん

ロボは意外とトリッキーな技が多いんですよね、レーザーとか♪
重量級のメテオは恐ろしいです、特にDDDが…♪

ソウルシルバー買っちゃいましたよ、速くルギャ様に会いたいです♪
捕獲作戦頑張りましょうね♪

ヒノアラシの人気っぷりに全私が驚いた、皆さんヒノ連れてってるんですね♪
しかももうバクに進化したんですか、
おめでとうございます&うらやましす!

ダイヤとかから連れてくるのもいいですが、やはりここは本場ジョウト産ルギャ様を捕まえたいですね♪

チート使うとポケモン泥棒できるんですか!
あなたも今日からロケット団です!

プロアクションリプレイも個人間で使うならありだと私は思います♪
(大会とかではダメだよ、悪いことするとちゃんぴょんが【はかいこうせん】ぶちかましにやってくるってもっぱらの噂だよ♪)


>>ウインディさん

どんなに逃げてもこのアーボさん、
むちゃくちゃタフだし!

けっきょく逃げ切れず飲み込まれちゃいました、
グマの命運はいかに♪

だめぇ、
「負けないはず」は死亡フラグだよ、
引き返してぇ!

メッセは一応やっております、
ごく稀に出現する程度ですが♪

いつかはなり茶はしてみたいですねぇ、
でもビビって前出れない臆病ものです。
鶏肉っておいしいね。

なかなかお知り合いの方が普段からアバター代わりに使用しているポケモンについては、
小説に出すときはどうしようかと迷っております…♪

出す前にお知らせするべきなんでしょうか?
特に食べられる側。

ヒノアラシすごい人気ですね~、
早くバクフーンまでにしたいです♪
ワニ「最終形態なら人気は負けn!」
チコ「たまには私のことも思い出してくだs」
ヒノ「そんなことより、ポケスロンしようぜ!」
(なんてひどいんだ)

捕食者向きの人達は捕まえたり育てたりしづらいのが妙に多いですね、
進化が高レベルだったりコインが2100枚だったり。(昔のミニリュウさん2100だった気がしたけど、今はどうなんだろう?)

それでも捕まえて育てますよ!
捕食のためならそれぐらいの苦労なんのその♪

とりあえずはルギャ様ゲットを目指します♪


皆さんコメント&拍手ありがとうございました♪
森クマ(管理人) 2009/10/15(Thu)00:40:57 編集
無題
コメント更新キタ------!!!!

大会では改造ポケモンつかいませんよ〜(大会自体参加しませんが(笑)ちゃんぴょんに「はかいこうせん」で粉々にされるのはごめんですしね(笑)

僕、ロケット団ですか〜(今笑いがとまりません、くそ吹いてます)
ロケット団の戦う前の歌(ラジオ塔が占領されたときの歌)が僕非常好きです(笑)携帯でポケモンゲーム歌いっぱいもってる(^O^)/

プレシャスボールでポケモンつかまえてまする(*^-')b

ポケスロンも大分進みまして地下最後の部屋の一個手前まで行けるようになりました(・∀・)
ポケスロンの愛するパートナーはポリゴンZです!!
ポリゴン君はパワー系ですが僕はスピード系競技が得意です!
あんなばらばらな体なのにパワー5のMAXです(笑)(どこにそんなパワーが・・・・
ソウルでわからないことがあったら言ってください!答えられる範囲ならお答えします!

ダイヤからソウルにいろちがいアルセウス送ってみたのですが手持ち先頭にして一緒に歩くとき主人公よりでかいですΣ( ̄* ̄;
手持ちに食べられそうになったとき用の身代わりポケモンを持っとかないと・・(ナンテヒドインダ
アルセウスの「たくわえる!」 voreの「みがわり!」 アルセウスはvoreの身代わりの「ミュウ」をたくわえた! なんて思っ
vore 2009/10/15(Thu)00:55:14 編集
無題
行かなかったら後悔が残る!
だから止めないでぇ!
(さらにフラグ追加w)

うちを小説に出すのに、一切の了解や戸惑いは不要って言っときますよ~

ここのダース君みたいに、ヘタレ化でもいいですしw

はやいうちに、メッセで森クマさんを登録するべきかな…w

捕食者ゲットにはなにかと面倒なのが確かに多いですよね…
(´・ω・`)

簡単なニドの兄貴でも
つきのいしが居るから…

ミニリュウはたしかそんな値段…
けど、ゲームコーナーのスロットがかなり親切設計にはなっていたりw

うちにも色々言って下さいね~
援護したり、攻略の手助けしますから
ウインディ 2009/10/15(Thu)08:13:04 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
★ カウンター
★ カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
★ プロフィール
HN:
森クマ
性別:
男性
自己紹介:
展示するのも恥ずかしい物しか置いていませんが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
(・ω・)

諸注意:
初めてきてくれた方は、
カテゴリーの『はじめに』からの
『注意書き』の説明を見ていないと
色々と後悔する可能性大です。
(・ω・´)

イラスト・小説のリクエストは
平時は受け付けておりません。
リクエスト企画など立ち上げる際は、
記事にてアナウンスいたしますので、
平時のリクエストはご遠慮くださいませ!
(・ω・`)

『Sorry. This site is Japanese only』
★ 絵チャット

  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・ω・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・3・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・д・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・ω・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・3・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・д・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  


『絵チャット入口!(・ω・)』


  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・ω・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・3・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・д・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・ω・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・3・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  (・д・)  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  


絵茶会にて
ポケモンバトル交流も行ってます!
(行っていない場合もあります。)
どなた様でも参加大歓迎ですので、
絵茶会中のチャットにて
お気軽にお申し出くださいませです♪


『ともだちコード名簿(・ω・)』

★ web拍手



【現在のイラスト数】
  3枚


更新日 2014年  1月17日
  少ないけどとりあえず新規イラストに変更
  一枚オリキャライラストなので苦手な方注意

★ 最新コメント
[06/17 ななし]
[05/12 トムやむクン]
[05/12 トムやむクン]
[05/11 トムやむクン]
[05/09 トムやむクン]
★ ピクシブ
★ ブログ内検索

Copyright (c)誰かのお食事処 All Rights Reserved.
Photo material by 空色地図  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]