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その夜…
 
ザン「ふえっくしょんっ!!」

ザングースの大きなくしゃみが家中に響く。
彼はゆっくりと目を開けると、
体を起こしぽけっと座り込む。
体が熱を持っているのか視線が少しふらふらとした。

ずずっと鼻をすするりながら、
ザングースはぼんやりとした頭でゆっくりとあたりを見渡す。
ぱちぱちと暖かい火をともした小ぶりの暖炉に、
干した草を積んだ手製の寝どこ、
そしてあまり多くの家具を置いていない小さめの部屋。
まちがいなく彼の住みなれた部屋の中であった。

彼がぼーっとしていると、
部屋のドアがきぃっと小さな音を立てて開き、
透きとおった水色の体をした小柄な『ミズゴロウ』と呼ばれるポケモンが、
部屋にの中に入りちょこちょこと彼の方に歩いてきた。

ゴロ「あ、ザング兄ちゃんやっと起きた?」
ザン「俺寝てたのか…?」
ゴロ「そうだよぉ~、外見てよもう夜なんだから!」

言われてザングースは振り返って窓の外を見る、
丸い格子状の窓からは綺麗な月がぽっかりと浮かび、
紺色の空に小さな光がちかちかと光っているのが見えた。

彼はぐぐっと固まっていた筋肉をほぐし、
ミズゴロウの方に振り返る。
いつのまにかそばにいたミズゴロウの姿が見当たらない…。

ザン「ん、どこに…うおっと!」
ゴロ「えへへ、すきあり~!」

ザングースの頭にずしっと重みが加わり、
見上げるとミズゴロウが無邪気な笑顔を浮かべながら彼の頭にのしかかっていた。

ザン「おい、けっこう重いんだけど…。」
ゴロ「いいじゃん、それに僕の体冷たいから結構気持ちいでしょ?」

幼い口調でミズゴロウが言うと、
彼の頭の上で腹ばいになるようにミズゴロウはぺたぁっとお腹をくっつけてくる。
確かに言われてみると、
ミズゴロウの体はひんやりと冷たくて、
少しほてったザングースの体に心地よかった。

ミズゴロウとじゃれあっていると、
また部屋のドアがきぃっと開き、
今度は『ヌマクロー』が白いタオルを手に持って部屋の中に入って来た。

ヌマ「あ、ザングースさん目が覚めたんだ…、
   …て、なにやってるんだよミズゴロウ。」

ヌマクローはザングースに乗っかっているミズゴロウを見つけると、
ドアを閉めて少し怒ったように近づいてきた。

ヌマ「だめだろ、ザングースさん風邪ひいてるんだから。うつっても知らないぞ!」
ゴロ「えー、だって早く治すためにこうしてるんだもん!」

ヌマクローがミズゴロウを叱りつけるが、
ミズゴロウはぷくっと頬をふくらませて言い返す。

ミズゴロウとヌマクロー、
二匹とも彼が村で面倒を見ている子供達であった。
二匹の兄弟だけで暮らしており、
ザングースのことを年の離れた兄のように慕ってくれていた。

しばらくぎゃーぎゃーと二匹で騒いでいたが、
やれやれといった調子でザングースが止めに入る。

ザン「ほら、兄弟ゲンカはやめときな。ここに病人がいるんだからさ。」

ザングースの言葉に二匹はうっ…と同時に言葉をつぐんだ、
ヌマクロ-は軽くため息をつくとザングースの前に持っていたタオルを置く。

ヌマ「ごめんね、これ汗ふき用のタオルだけど…、他になんかいる?」
ザン「いや、今はこれくらいでいいよありがとな。」

心配そうに見つめてくるヌマクローを安心させるために、
ザングースもなるだけ優しい声で返答する。
すると、
彼の頭に乗っていたミズゴロウがするすると背中を滑り降りながら話しかけてきた。

ゴロ「でも驚いたよね、さっきのザング兄ちゃん。」

ミズゴロウは床に着地すると、
彼の前に回ってきて腰を下ろす。

ゴロ「湖に遊びに行ったら、ザング兄ちゃんが湖の真ん中でおぼれてるんだもん。
    僕びっくりしちゃったよ!」

身振り手ぶりでぱたぱたと説明するミズゴロウを見ながら、
ヌマクローも腰を下ろし口を開く。

ヌマ「そうだよね、慌てて助けに行ったから何とかなったけど…。」
ゴロ「うんうん、でもなんでザング兄ちゃんあんなとこで溺れてたの?」

兄弟の素朴な疑問にザングースは返答に困り頬をぽりぽりとかく、
正直いってどう説明したもんか分からないのである。
それに…。

ザン「まあ、いろいろあってな。でも二人には感謝してるよ、ありがとう。」

ザングースのお礼の言葉に、
二匹は照れたように頬を染めて向かい合って笑う。
たまにケンカすることもあるようだが、
なんだかんだいっていい兄弟だなとザングースは思っている。

ザン「さてと、もうけっこう遅くなってきたしそろそろ家に帰りな。」
ゴロ「え~、もう変える時間?」
ヌマ「でも僕たち帰っても大丈夫?」

二匹とも心配そうに彼のことを見つめてくる、
普段こっちが世話を焼いているせいか、
こういうときに彼らは必死に恩を返そうと頑張ってくれるのである。
それはすごく嬉しいのだが彼らはまだ幼いい子供、
あんまり夜遅くまで彼のために働かせるわけにもいかない…。

ザン「大丈夫だから、それにずっといたらお前たちにもうつっちゃうかもしれないだろ。」

二匹を諭すようにザングースは話しかける、
不満そうにはしているが二匹とも分かってはくれたようだった。
三匹は暖炉の火の後始末をすると、
玄関までとことこと歩いて行った。

ザン「じゃあな、気をつけて帰るんだぞ。」
ゴロ「うん、ザング兄ちゃんもお休み~。」
ヌマ「また明日も来るから、大人しいく寝てなきゃダメだよ!」
ザン「分かってるって。」

二匹はザングースに別れを告げると、
村の夜道をテクテクと歩いて帰っていった。


彼らが見えなくなったのを見届けるとザングースは部屋の中に戻り、
ふぅっと息をついた。

ザン「夢だったらよかったんだけどな…。」

彼は自分の手のひらを見つめながら、
心の中で安堵の息をつく。
あの二匹がいなかったら、
多分彼はいまこうしていることはできなかっただろう。

彼はクンクンと腕を鼻先に押し当てて匂いを嗅ぐ、
ほとんど薄れてしまっているようだが、
体毛から彼の臭いに交じって、
濃いケモノの生臭いにおいとツンと刺激的な匂いが混ざって漂ってくる。
この匂いが先ほどまでの出来事が夢ではない現実のことだと、
彼に釘を刺してくるようだった。

ザン「やっぱり、幻とかじゃないんだよな。」

目を閉じるとまだ生々しくあの時の記憶がよみがえってくる、
不気味にうねうねと蠢く肉壁の感触、
どろりと絡みつくように垂れてくる生き物の唾液の匂い。
そして、
舐められたり咀嚼された体に残る感覚、
あの恐ろしい空間から無事に生還することができただけでも、
彼には奇跡に近いことであった。

ただし、
酷い咳と熱を持った風邪というオマケを貰ってしまったが…。

ザングースは火が消え、
月明かりだけで照らされた部屋の中にたたずみ月を見る。
今頃あの二匹も家に帰り着いたころだろうか。

もしも彼が生きて帰ってこれなかったとしたら、
あの二匹の兄弟はまたぽつんと取り残されてしまうところだっただろう。
いまでこそずいぶん自分に懐いてくれて明るくなったが、
彼らの『兄』が行方知れずになってからの彼らの落ち込みようは酷いものだった…。


一年前の夏の季節での異常な冷害、
彼らの村も深刻な食糧の問題に直面してしまっていた。
村人総出で食料を探し、
なんとか辛い季節を乗り越えてこれたのである。

しかしたった一匹だけ、
ザングースの親友であり、
彼らの兄である『ラグラージ』だけはいつまでたっても村に戻っては来なかった。

行った先も分からないため捜索もできず、
彼らの兄が今どこでどうしているのかさえ誰にも分からなかった…。

ザングースはぎゅっとこぶしを握り締める、
今まではどこかで無事にやっていると信じてていたかった。
だがあの恐ろしい体験を通じた今、
そんな淡い希望でさえ打ち砕いてしまうような考えが浮かんでしまう…。

さっき兄弟達に今日起きたことの説明をためらったのもそのためだった。
他の生き物に有無を言わさず食われかけたなんて、
幼いあの二匹にはまだ説明したくはなかった、
だってもしかしたら彼らの兄も…。

ザン「ふぅ…。」

そこまで考えて、
彼は首を振って考えを消した。
僅かでも希望がある限り信じていたい、
可能性で辛い真実を受け入れさせるくらいなら、
たとえ淡い幻でもいいから希望を抱いていてほしかった。

彼らにはもう、
『兄』と呼べる存在を失ってほしくないのである。
親友の残していった彼らだけは、
どうしても自分の手で守ってやりたかった。
彼はそう心の中で決意を固めたのである。

気持ちの整理に踏ん切りがついたころ、
彼は大きな欠伸をくぁっとする。
やはり疲れの方が大きく、
うたた寝ぐらいでは疲労が取れていないようだった。

ザン「やっぱり、もう一度寝よう…。」

ザングースはごろんと寝床に横になると、
すぅっと目を閉じる。
嫌な考えばかり浮かんでしまうときは、
朝までぐっすりと寝るのが一番だからである。

やがて彼はすぅすぅと寝息を立て始めた、
緩やかなまどろみの中落ちていく感覚が、
まるで飲み込まれる時の感触のように感じて、
薄れる意識の中で彼はぶるっと身ぶるいをしていた…。
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たすか・・・ってない!!
 
ルギアは口に含んだザングースをころころと舐め続けていた。
彼に親友とはまた違った味に、
後から後から唾液が溢れてきて、
満足そうににんまりと笑う。

ルギ「う~む、飲み込むのがもったいない味だな。」

ルギアは大きく翼をはためかせると、
住処の方向とは逆の方向に飛び始める。
もうちょっとだけこの味を堪能したかったのである。

ルギ「どこかゆっくりできる所でもないかな…?」

ルギアは森の上空をくるくると飛び回りながら、
あたりをきょろきょろと見回している。
さっきまでは飴玉のように舐めまわしていたのが、
いつのまにかガムでも噛むようにくちゃくちゃと優しく咀嚼している。
口の中のザングースは、
すでに反撃する元気も残っていないのかぐったりとしたままである。

ルギ「やはりいいところがなかなか見つからんな…。」

ルギアは森を見渡しながら残念そうにつぶやいた。
彼の場合、
どうしてもその大きな体が仇となって降り立てる場所が限られてしまう。
森の中を歩いて移動する分なら問題はないものの、
やはり降りるとなると都合のいい場所はそうはなかった。

ルギ「残念だが、ここで飲み込んでしまうしかないか…。」

がっかりしたように首をしょげらせると、
最後にもう一度だけちゃんと味わっておこうと、
ルギアは舌先でザングースの姿を探った…。

ルギ「……ん?」

気のせいか、
彼の舌先が痺れたようにピリピリしてきているような気がする。
まるででんきポケモンでも口に含んでいるようだが、
たしかザングースはノーマルポケモンだったはずである…。
ならなぜ…?

ルギ「……んん?」

と思うと、
今度は火であぶったみたいに口中が暑くなってくる。
彼の体中から汗がタラタラと流れ始め、
口全体がマグマのように熱を帯びてきた。

ルギ「んがっ、ぐふげふほぉっ!!」

辛い、
辛い辛い、
辛い辛い辛い辛い!!

あまりの辛さに、
彼は空中でバタバタと翼を振り、
首や尻尾もぶんぶんと勢いよく振り回す。
目もとには大粒の涙が滲み、
舌や喉が焼けるように熱くなっていく…。

ルギ「がっはぁ、げっほ、うえっっほ!!」
ザン「うわぁ!!」

ルギアが口の外に舌を突き出した瞬間、
舌につかまっていたザングースが勢いよく口の外に放り出される。
体中にルギアの涎がどろどろとひっつき、
ところどころマトマの実の汁が付着していた。

これが彼の最後の秘策だった、
マトマの実を爪で引き裂いたあと、
自分の体中にべたべたと激辛の果汁を塗りつけていったのである。
むろん、
塗った彼自身も鼻や目がツーンと辛く、
涙や鼻水がぼろぼろ出たが、
助かる手段はこれしか残ってい中ので仕方がなかった。

ザン「やった…、出られたんだ!」

だんだんと遠くなっていく白い巨大な生き物を見送りながら、
彼は脱出できた喜びにうち震えていた。
とっさの判断だったとはいえ、
必ず助かる保証なんてこれっぽちもなかったのである。

ザン「たすかっ……!?」

そこまで言いかけて、彼はぎょっと目を見張った。
よくよく考えれば、
白いポケモンからどんどん離れて行っているのに、
一向に地面に落ちる気配がないのである
それに、
いつも見ている空や雲が妙に近く大きいように感じられる…。

ザン「ま…まさか…!」

彼はぎぎぎっと音を立てながら、
ゆっくりと後ろの方に振り返る。
そこには一面うっそうと茂った森の木々や、
先ほどまで彼が釣りをしていた小川が、
まるでミニチュアのおもちゃのように小さく広く広がっていた。

まちがいなく、
彼はいま高い空中から落下中なのである。

ザン「う…うわああああああああ!!」

絶叫を上げながらも、
彼はじたばたと手足をばたつかせもがくが、
今はルギアに食べられてしまったベロリンガと同じく、
空中では飛行ポケモンでない彼にできることなど何もない。

せっかく脱出できたと喜んだのもつかの間、
彼はふたたび生きるか死ぬかの窮地に立たされていた、
いや今度は死の方の可能性の方が大きいかも知れない…。

せめて見えてくる地面から目をそむけようと、
彼は涙をこぼしながらぎゅうっと目をつむった。
びゅんびゅんと吹きすさんでいく風の音が、
真っ暗な空間の中いやに大きく鳴り響いている…。

彼の体はどんどん速度を増し、
そして…。

ばっ…しゃっああああああん………!!!



ルギ「んがっふ、えっほ…えほ!!」

一方辛さにむせたままのルギアは未だにばたばたと空中でのたうちまわっていた、
ふと彼の視界にい近くに真っ黒に染まった雲の群れが目に入る。

ルギ「しめた…、雨雲か…!」

慌てて彼は真っ黒な雲の近くまで飛んで行くと、
大きく口を開けてむしゃむしゃ黒い雲を飲み下すように食べていく。
たっぷりの水が詰まった雨雲が、
マグマのように熱かった彼の舌をじゅうじゅうと冷やし、
ルギアの口がだんだんと落ち着きを取り戻していく。

そして黒い雲がすべて食べつくされるころ、
ようやく酷かった辛味も消えさり、
ルギアはぜぇぜぇと汗びっしょりになりながら佇んでいた。

ルギ「はぁ…はぁ、酷い目にあったな…。」

ルギアはぐいっと額の汗をぬぐうと、
ふと下に広がる森の方に目が止まる。

ルギ「…ん、あれは…?」

見ると、
森の真ん中に広がる湖に大きく波紋が広がっており、
白と赤の小さな生き物がずぶずぶと沈んでいくところだった。

ルギ「さっきのやつか、あいつのせいで酷い目にあったぞ。」

むすっとまゆをひそめながら、
ルギアは沈んでいく生き物を眺めていた。
もう一度拾いに行ってもいいのだが、
なにせ雲といえど水の塊を大量に飲んでしまったせいで、
正直お腹がいっぱいなのである。

それに、
ここで拾ったとしても持って帰るまでに食べることも無理そうだったし、
住処に持って行ってもどうせ彼の親友に止められて、
食べることはできないだろう。

ルギ「…まあいいか、帰るとしよう。」

そう言ってルギアはすいっと方向を変えると、
若干よろよろとしながら、
彼の親友の待つ住処へと帰って行った。

森の中にぽつんと広がる湖の真ん中で、
一匹のポケモンがゆらゆらと水に揺られて浮いている。

そしてゆっくり水の中に沈んでいき、
しばらくの間ぷくぷくと泡が浮いていたものの、
そのうちだんだんと泡が少なくなって消えていき、
やがて静かに波一つない水面をたたえて湖はどこまでも広くひろがっていた。
赤き激辛の実

ザン「うわぁ、うぶっ…!」

生ぬるい唾液の水溜りに顔を突っ込み、
ザングースはむせかえるように咳をした。
口に入った唾液はとても生臭く、
ぬるっとした感触がなんとも気持ち悪い。

ザン「うえっ…、気持ちわるいな…。」

彼は唾液から顔をあげ、
辺りを見渡す。
薄暗くてぼんやりとしか見えないが、
ぽたぽたと滴り落ちてくる唾液や、
小刻みにピクピクと震えている巨大な舌が、
ここが生き物の口の中だということを物語っている…。

ザン「また、食べられたのか…?」

意識を失っている間に何が起こったのか、
それにベロリンガはどうなってしまったのだろうか…?
もしかして…。

ザングースはちらっと喉の奥を見つめる、
黒い大きな穴がぐにゃぐにゃと伸びたり縮んだりしていて、
深く暗い穴がどこまでも続いているように見えた。
あの穴にもしも落ちてしまったら、
今度こそ戻ってこれないような気がする…。

ザン「う…。」

ぶるっと体を震わせて、
ぐにゃぐにゃと不安定で柔らかい舌の上を、
這いつくばるように移動して穴から離れた肉壁に寄り掛かる。

ザン「はぁはぁ…。」

壁にい寄り掛かったまま、
ザングースは閉じられた口の方を見る。
しっかりと閉じられているこの生き物の口は、
彼の力程度ではこじ開けることは無理そうだった。

ザン「くそぉ、ここからどうやって出よう…。」

ザングースは後ろの壁や舌を、
自分の爪で勢いよく突き刺したり殴ったりしてみる。
しかしどちらもぽよんと弾かれてしまい、
何度やってもこの生き物にに効いている様子はなさそうだった。

がっくりと肩を落とし、
ザングースはぱたっと両腕を舌の上に垂らす。
脱出できる手だてを早く見つけなければ、
遅かれ早かれ彼は再び暗い胃袋の中に収まることになるだろう。

ザン「え、うぁ…!?」

急に彼の乗っている舌べろがグニャグニャと動き出し、
彼は波打つ舌を必死に掴み、
穴の奥に転がらないようにする。
一体何が起こっているのか、
彼のは訳が分からなかった。

実はこのとき、
外ではルギアが羽を上下にバタバタと羽ばたかせ、
自分の住処に戻ろうと空中に飛び立っていたのである。

ルギ「さて、つくまでには飲み込んでおかなくてはな。
    あいつに何言われるか分からんからな…。」

そう言うとルギアは口の中のザングースを、
舌でころころとまるで飴玉でも舐めるかのように転がし始めた。
どうやら、
住処に帰り着くまでに飲み込んでしまおうとしているらしい。

ザン「うあ…あぅ、ぐぁあ!!」

舌に煽られるたびに口内の壁や歯に叩きつけられ、
腰のベルトに着けていた袋が衝撃で外れて舌の上に転がる。

べしゃあ…!

ザン「ぐぇっ!」

ようやく舌の動きが収まり、
彼の体はずるずると崩れ落ちる様に壁に倒れかかる。
すでに体中ボロボロで、
ぜぇぜぇと浅い呼吸が何度も繰り返される。

ザン「ぐうぅ…、あれ、これ…?」

ザングースがふと顔を上げると、
ピンク色の舌の上に、
暗い口内に映えるような赤い木の実がころんと転がっていた。
彼がずいぶん前に拾った『マトマ』の木の実だった。

ザン「そっか、ずっと腰にぶら下げたまんまだったっけ…。」

ザングースはマトマの実を見たまま、
掠れるような声で喋る。
消えそうになる意識を少しでももたせようと、
彼は頭の中で脱出の手段をぼんやりと考えようとした。

ザン「…まてよ。」

彼の瞳がもう一度マトマの実に向けられる、
マトマの実、
とてつもなく辛い木の実ということで知られた木の実…。
もしかしたら、
この木の実が今の状況の打開策になるかも…。

ザン「…一か八かでも。」

そう言うと、
彼は疲れ切っている体に鞭をうち、
自慢の黒い爪をギラリと光らせる。

ザン「頼むぞ…!!」

そういって彼は、
赤い木の実にぐさりと爪を突き刺し、
一気に引き裂いた。

真っ赤な木の実からさらに赤い果汁が吹き出し、
ルギアの桃色の舌を刺激的な赤色に染め上げた。
ぐりぐり
 
大きく開けられたルギアの口の中に、
すぽっと軽快な音とともに、
待ちわびた獲物が落とし込まれた。
口内に入ってしまったベロリンガとザングースは、
柔らかいルギアの舌の上べちゃっと叩きつけられるが、
ぶよんと軽く弾み落下の衝撃はほとんど受けなかった。

顔中についた唾液をぷるぷると顔を振って払い、
ベロリンガは目をぱちくりさせて口の中を見渡す。
ルギアの口の中はムッとするような臭いがたちこめていて、
生温かく気味の悪い風が口の中を出たり入ったりしている。

一緒に落ちてきたザングースは、
舌の上で彼と同じようにぼよんと一度弾むと、
そのまま舌の裏側の隙間にずるっと落ちてしまう。
気絶していて受け身のとれないザングースは、
ベロリンガの見る限りではぴくりとも動かず、
じっとその場で眠りこけているようだった。

しばらく自分の置かれた状況についていけなかったベロリンガだったが、
はっと気がついたように開かれたままの口の方を見て、
慌てて外に出ようと立ち上がった。
しかし、
無理に体勢を変えようとしたことが彼の致命的なミスとなった。

ルギ「では、いただきます♪」

喉の奥から嬉しそうな声が聞こえてくると、
急に平坦だった舌の傾斜が急になり、
立っていたベロリンガはぐらぁっとバランスを崩してしまう。

彼はべしゃあっと再び舌の上に仰向けに倒れ込むが、
運悪く唾液の溜まっていた窪みに倒れ込んでしまい、
ぬるっとした唾液で摩擦を失った彼は、
そのまま滑るように口内の奥へ運ばれていく。

ベロ「…!?」

慌てて何かに掴まろうとじたじたと手足をばたつかせるが、
ルギアの口内に彼の体を支えてくれるものなど無く空しく腕は空を切り、
彼の顔にザングースと同じ絶望の色が現れる。

そしてとうとう、
彼の体は暗い喉の入り口まで到達してしまい、
ルギアはさらに首を縦に持ちあげると、
ベロリンガの体を頭から喉に流し込んでいく。

ぶにっとした肉の壁がベロリンガの頭を吸いつくように締め上げ、
苦しさでばたばたと足を振るが、
激しく動くけば動くほど彼の丸っこい体はずぶずぶの喉の奥に落ちて行ってしまう。

最後かもしれない状況の中で、
ベロリンガはぼんやりとさっきまで食べていたザングースの味を思い出す、
とっても美味しい味をしていたのに、
今その獲物は彼のお腹の中に収まっていないことがとても悔やまられた。
まさか自分が食べられるなんて夢にも思っていなかったが、
彼が食べられたあとにきっとあのザングースもこのルギアに食べられてしまうのだろう。
ルギアの胃袋の中でもう一度あの味を味わうのも悪くないなぁと、
場違いなことを考え僅かに口の端が自嘲気味につり上がった。

ずる…ずる…ぐぐぐぐ…ずるんっ!

そして、
ついに彼の体で一番出っ張っているお腹の部分が喉の奥に沈みこむと、
支えを失った彼の体はそのまま彼の重さに引っ張られるように、
暗い喉の奥を滑り落ちていく。
完全に飲み込まれ抵抗する気力さえ失ってしまった彼の意識は、
獲物を待ちわびる胃袋に落ち込む前にふっと途絶え消えていった…。

…ゴックン。

ルギ「ングッ…、げっふぅ…。」

ルギアの喉を小さい膨らみがずぶずぶと落ちていき、
やがて彼のぷっくりとしたお腹と重なるように膨らみは小さく消えてしまう。
先ほどよりわずかに膨れたお腹をルギアは満足そうにぽんぽんと翼で叩き、
ぺろっと長い舌べろで口元を舐めた。

ルギ「ふぅ、ようやくちゃんとした食事ができたな。
    こいつはもう吐き出さなくていいのだな…?」

ルギアは警戒するようにあたりをきょろきょろと見回し、
消化が終わるまでどこか散歩にでも行こうかと翼を広げようとする。
ふと、
舌先にじょりっとした妙な感触があることに彼は気がついた。

ルギ「…ん?」

ルギアは気になって舌べろをもごもごと口の中で動かし、
なにか小さな塊を舌で捕らえた。
彼がぐにゅ~と舌べろを伸ばしてみると、
彼の舌先にぐったりと横たわったザングースが姿を現した。
これに驚いたのはルギアだった。

ルギ「ん、お前いつの間に私の口の中にいたのだ…!?」

なにせ空腹になって餌を探しまわり、
ようやく見つけた獲物を夢中で食べてしまっていたため、
ベロリンガが他にポケモンを食べていたことも、
空中でザングースを吐き出していたことも気づかなかったのである。

ルギアはつんつんとザングースをつついたり、
気絶した彼の頬をぐにーとつねったりしてみる。

ザン「ぅぅ…。」

微かにザングースがうめき声を洩らすと、
ゆっくりと目を開き顔を上げる。

ザン「…ぇ…なんだ……。」

彼の体は二匹の捕食者の唾液や体液がこれでもかというぐらい絡みつき、
ぐっしょりと濡れた毛が彼の眼にチクチクと当たったり、
唾液がべっとりと入り込んだりしていたため、
目がしょぼしょぼしてルギアの顔や周りの景色がうまく見えなかった。

ルギ「ふむ、お前がなんで口の中にいたのだ?」
ザン「…?」

ぼんやりと見える白い顔が、
何かを喋るたびに彼の乗っている舌がぴくぴくと動き、
真っ赤な口の中からむわっと獣の臭いが漂ってくる。
何が起こっているのかザングースにはさっぱり分からない、
確か彼はベロリンガに食べられてしまったはずなのだが…。

ザン「おれ…なんでここに…?」
ルギ「ふぅむ、なんで口の中にいたのか知らんが…。」

彼の言葉をさえぎるように、
目の前の白い生き物は彼を見つめて話しかけてくる。
その目はじぃっと彼を見つめていたかと思うと、
何かを思いついたかのようにぱぁっと輝いた。

そしてザングースのの体が舌の動きに合わせてぐにゃっと揺れたかと思うと…。

ルギ「口の中にいたのだから、別に食べてもいいのだな♪」

というルギアの軽すぎる宣言とともに、
彼の体は再び暗い口内の中に舌べろごとぱくっと呑まれてしまった…。
白い悪魔…
 
突然の轟くような雷鳴に、
彼の巨体にもピリピリと静電気のような微弱な電流が走る。
空中での体勢を整え、
彼が森から中心を通る街道の方をちらりとみると、
真っ黒な煙がもくもくと立ち昇り、
微かに焦げた土の匂いが漂ってくる。

「何かあったのか…?」

きょとんと首をかしげ、
彼は煙の昇る方向を見つめる。
幸い火の手が上がった様子は今のところ感じられないが、
もしも森の中に雷が落ちていたら大火事になるところだっただろう。

「だが、なんであんなところで【かみなり】が…。」

今のがでんきタイプのポケモンの技だということは分かったが、
なんであんなところでそんな強力な技が使われたのかまったく分からない。

きゅるるる…!

お腹の音がまた鳴り響き、
彼はふと自分が食料を探していたことを思い出す。
とりあえず大火事なんかが起こっていないのなら、
どこで【かみなり】が落ちようが今の彼には関係のないことであった。

街道の方から視線を外し、
彼は眼下に広がる森の中をきょろきょろと見渡す。
すると小さな広場に生えた一本の巨木から、
なにかピンク色の生き物が飛び出してきたのが見える。

彼はにんまりと笑うと、
その広場に向かって翼を羽ばたいた。



近くに落ちた雷に驚き、
ベロリンガは辺りの安全を確認すると、
急いで木の下から離れる。
雷が落ちそうな時に高い木のそばにいることが危険だということを、
彼の野生の本能が告げていた。

とりあえず木の傍から離れ、
彼はほっと一息をついてその場に座り込む。
ザングースが収められた大きなお腹が、
動くたびにぽよんぽよんと弾むように揺れ、
中の生物がその振動で身じろぐ様子が直に伝わってくる。

ベロリンガは気分よさそうに、
またお腹のふくらみを優しくなでまわす。
彼がお腹に触れると、
中の生き物が苦しそうにもぞもぞと動き、
その感触が妙にこそばゆく心地よかった。
お腹の生き物が出ようともがき、
そのままゆっくり溶けていく感触が彼はたまらなく好きで、
まさに今の状態は最高に気分が良かった。

たとえどんなに暴れたところで、
もうこの生き物が外の日の光を浴びることはないのである。
ベロリンガはせめてこの気分の良さだけでも分けてやろうかなと、
暖かい日差が当たる場所まで歩き、青空の広がる空を見上げた。

真っ青な空にはまるで雨上がりのように白い雲がところどころに浮かび、
降り注ぐ太陽と優しい風も心地よく気持ちがいい……?
ふと、
ベロリンガは空に浮かぶ黒いポツンとした影のようなものを見つけた、
しかもその影はまるでどんどん彼の方へ近づいてくるようで…。

…バッサ…バッサバサッ…バサバサ!!

見間違いかとふるふると顔を振ってもう一度見上げると、
いつのまにか巨大な白い鳥のような生き物が彼のいる広場の上で羽ばたいていた。
早いなんてもんじゃなかった、
彼が影を見つけてから上空に現れるまでほんの一瞬目を離しただけなのに、
あっというまにその白い巨体は目の前に現れゆっくりと広場に降り立とうとしていた。

ずぅううん…!

巨躯にふさわしい重低音を響かせ、
砂埃を上げながら白い鳥が狭そうに広場の上に翼をたたみ立ちつくした。
そのポケモンが現れたことで、
心なしか周りの空気がピリピリと張り詰め、
ベロリンガの額からつぅーっと一筋の汗がこぼれ落ちた。

「おい、ちょっとお前に頼みがあるのだが…。」

白い生き物はベロリンガに話しかけてくる。

その声を聞きベロリンガはこの生き物のことを思い出す、
『ルギア』、
この森に住み着いている変わり者のポケモンらしいのだが、
その力は計りしれず彼なんか到底かなうわけもない強大なポケモンであった…。

突然のルギアの来襲に、
まるでさっきまでのザングースのようにベロリンガはカタカタと小さく震え、
目の前にいるルギアを見つめる。

ルギ「実は今ものずご~くお腹が空いていてな、
    食べらるものを探しているんだが…。」

ルギアは困ったような表情をして、大きなお腹をぽんぽんとさする。
しかしその瞳が怪しくベロリンガだけを見つめており、
どう考えても彼のことを食べたいという風にしか聞こえない。

ぐぎゅるるる…。

それに合わせてタイミングよくお腹まで鳴り響くのだから、
ただでさえ持怯えているベロリンガは心底驚き、
飛び上るようにしてその場から逃げ出そうとする。

しかし、
今の彼のお腹の中には食べたばっかりのザングースが詰まっているのである、
速く走ろうとしてもお腹が重くてノタノタとしかスピードが出ない…。

むんずっ!

いきなり尻尾を掴まれて、
ぎょっとするベロリンガは驚いて後ろを振り向く。
そこには、
我慢できないとでも言いたげに口からだらだらと涎を垂らし、
彼のことを美味しそうな木の実でも見るかのような目つきでじぃっと見つめるルギアの姿があった。

ルギ「すまんな、いつもならゆっくり味わって食べたいのだが…。
    今日は朝からほとんど食べていないのだ、申し訳ないが一気に飲み込ませてくれ。」

すまなそうにルギアが彼にわびを入れているが、
どこか謝ることがずれているような気がする…。
どちらにせよ彼を食べる気満々なルギアに、
ベロリンガは必死に手足をばたつかせて抵抗する。

ぽこぽこと手足がルギアの翼に当たるものの、
その程度の攻撃っで倒せるはずもなく、
ルギアはうっとおしそうに彼の攻撃に耐えている。

ルギ「う~む、あんまり暴れると喉につっかえそうで嫌なんだが…。」

空いた方の翼で頭をかき、
ルギアは何かしら考え込んでいる。
そして何か思いつ言いたとでも言わんばかりに、
ぽんと手を合わせるとベロリンガの顔をのぞき込んだ。

ベロリンガがその突然の行動にぽかんとしていると…、

ルギ「もう一回言うぞ、すまんな。」

とルギアがぽつりと言葉を呟き、
そのままベロリンガの体を空中高く放り投げてしまった。


びゅんと風を切るように彼の体が森の木よりもはるかに高く宙に飛び、
風圧がお腹を打ちつけうぐぅと声を漏らす。
咄嗟のことで何が起きているのか分からなかったが、
どう考えても今の状況は落ち着いていられる状況ではなかった。

高度が再興にまで達し恐る恐るベロリンガが下を見る、
するとそこには大きな口をあんぐりと開けて、
落ちてくる彼を待ち構えるルギアの姿があった。

ルグ「安心しろ、絶対に落とさないようにするからな~。」

聞きようによってはのんきに響く声が下から聞こえてきた。
しかしそんなのんきな声でさえも、
言っていることは死刑宣告に他ならなかった…。

たまらずベロリンガはじたばたともがくが、
空中で彼にできることなんて何もありはしない。
あまりの恐怖で気分が悪くなり、彼はうぷっと口元を押さえる。
逃げようと急激に動いたり、
放り投げられるようにお腹に急激な力をくわえられてしまったせいで、
さっき食べた獲物が変な風に吐き出されようとしているのである。

ベロ「…!」

必死に吐き出さないようこらえるのだが、
彼のお腹の膨らみが重力に逆らって上に上にと押し上げられていき、
ベロリンガの喉や頬がぼこぼこと膨らむ。

そしてとうとうこらえきることができず、
ベロリンガの口からずるっと赤い腕が突き出る様に押し出され、
ぬるぬるした体液に包まれてでてきてしまった。
徐々にベロリンガの口から、
腕・頭・胴体と滑るようにザングースの体が吐き出されていき、
ベロリンガは眼尻に涙を浮かべて苦しそうにしている。

完全にザングースの体がベロリンガの中から吐き出される頃には、
二匹の体はぐんぐんと森に向かって落下し始め、
この場で意識を保っているベロリンガは目を見開いて近づいてくる赤い口腔を見つめる。

がぱぁと開けられた暗いルギアの口の中で、
彼よりも短く細い舌べろがピクピクと動き、
獲物が落ちてくるのを今か今かと待ち構えていた。
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展示するのも恥ずかしい物しか置いていませんが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
(・ω・)

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更新日 2014年  1月17日
  少ないけどとりあえず新規イラストに変更
  一枚オリキャライラストなので苦手な方注意

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