当サイトは『主に二次元のキャラによる捕食行為』に関する創作物を扱っております、無断転載・配布・加工はご遠慮ください。 また当サイトは版権元とは一切関係ありません、版権元への問い合わせ等もできればご遠慮ください。 リンクはフリーですのでご自由にどうぞ! 『Sorry. This site is Japanese only』
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逆さづりのままのサンダースを、
バンギラスはゆらゆらと揺らしながら睨んでいる。
ぎろりと鋭くつりあがった威圧感のあるその目つきは、
正直いってとても怖い。
バン「おいコラ、なんか言ったらどうだ。」
低く唸るような声でバンギラスがサンダースに話しかける、
何か喋った方がいいのだろうが、
怖くて口が引きつりうまく声が出てこない。
ダース「えっとあの…ごめんなさ…。」
バン「ああ? 聞こえねえよ、もっと大きな声で話せ!」
こっちがしゃべっている途中なのに、
機嫌悪そうに大声を上げられた。
かと思うといきなりバンギラスは腕を上下にぶんぶんと振り、
サンダースの体ががくがくと激しく揺れる。
ダース「うわ…うっぷ、やめ…!」
バン「あ~あ、
たくこっちはイライラしてるってのになんでこんな奴と戯れてなきゃなんねえんだよ…。」
サンダースの体を揺さぶりながら、
バンギラスはぶつぶつと独り言をつぶやく、
どうも本当に機嫌が悪いらしい。
しばらくすると、
ようやくバンギラスは腕を振り回すのをやめ、
サンダースの体がぐったりとぶら下がる。
クルクルと世界が回るような感じになり、
ものすごく気分が悪かった。
バン「まあ、こんくらいで勘弁してやるか。」
バンギラスがつぶやいた言葉にサンダースは僅かに希望を取り戻す。
こんな恐ろしいポケモンにこれ以上絡まれていたら、
命がいくつあっても足りやしない、
逃がしてくれる気があるうちにさっさと謝ってここから立ち去った方がよさそうだった。
ダース「…えっと、本当にぶつかってすいませんでした」
バン「お、ようやく謝ったか。それでいいんだよ、それで。」
気分よさそうにバンギラスが一人でうんうんと頷いている、
あんなに振り回されていては謝るに謝れないんじゃないかと思ったが、
そっとその言葉を心にしまい込む。
ダース「あの…じゃあオイラはこの辺で…。」
バン「ん、おお…そうだな………まてよ…。」
バンギラスは一瞬彼の体を地面に降ろそうとするが、
急にまたひょいと持ち上げてしまう。
何が何だか分からず彼はバンギラスを見上げるが、
バンギラスは何か思いついたようににたーっとこっちを見ている。
ダース「えっと、まだ何用…?」
バン「ああ、ちょっとお前に用を頼みたいんだ…。」
気のせいか若干バンギラスの声のトーンが下がったような気がする、
そしてこれも気のせいか彼の眼が妙にギラギラと輝いてサンダースを見ているような気も…。
バン「実はな、俺はちょっとここで仲間と待ち合わせをしてるんだ。」
ダース「仲間? 待ち合わせ?」
早く解放してほしいが、
なんとなく気になるので聞き返してしまう。
バン「そう、仲間だ。今そいつはこの森の中に食料を探しに行ってるんだがな…。」
ダース「しょくりょ…う…!?」
語りかけてくるバンギラスの目が怪しく輝き、
反射的に逃げようと体をよじろうとした瞬間、
急にサンダースの体がぎしっと強張るように固くなる。
驚いてぶら下がったまま手足に力をこめるが、
まるで体中が石にでもなったかのようにうまく手足が動かない。
ダース「なに…これ…!」
バン「【こわいかお】って技だ、これでお前はもう俺からは逃げられねえ。」
かかった相手の動きを遅くしてしまう技【こわいかお】、
サンダースは気付かないうちに体の自由を失ってしまっていた。
ダース「なんで、いきなりオイラにそんな技を!」
バン「まあ慌てるなよ、で頼みたい用事なんだけどよ…。」
動きにくい手足で手足をよじろうとするが、
バンギラスは彼の体を回転させ、
彼の目と自分の目が向きあうようにする。
表情こそにぃっと悪そうに笑っているが、
さっきの怒っていた顔なんかよりも楽しそうにしている顔と、
さっきよりもずっと低い声で彼に話しかけてくる。
バン「ずいぶん待ったんだがなかなか帰ってこねえんだ…、だからちょっとお前に…。」
ダース「ひっ…!」
あまりの恐ろしい光景と言葉に思わず目をつぶり、
耳をペタンと伏せる。
手足がカタカタと細かく震え、
こわばった体に恐怖が伝染していく。
突然べろっと何かが彼の頬を濡らす感触がして、
彼は驚いた拍子にそっと目を開けてしまう。
バン「俺の腹を満たしてきてもらうぜ…!」
目を開けた彼の眼に映ったのは、
分厚く太くくねらせた舌を口の中でちらつかせ、
邪悪な笑顔で彼を見ているバンギラスの姿だった。
バンギラスはゆらゆらと揺らしながら睨んでいる。
ぎろりと鋭くつりあがった威圧感のあるその目つきは、
正直いってとても怖い。
バン「おいコラ、なんか言ったらどうだ。」
低く唸るような声でバンギラスがサンダースに話しかける、
何か喋った方がいいのだろうが、
怖くて口が引きつりうまく声が出てこない。
ダース「えっとあの…ごめんなさ…。」
バン「ああ? 聞こえねえよ、もっと大きな声で話せ!」
こっちがしゃべっている途中なのに、
機嫌悪そうに大声を上げられた。
かと思うといきなりバンギラスは腕を上下にぶんぶんと振り、
サンダースの体ががくがくと激しく揺れる。
ダース「うわ…うっぷ、やめ…!」
バン「あ~あ、
たくこっちはイライラしてるってのになんでこんな奴と戯れてなきゃなんねえんだよ…。」
サンダースの体を揺さぶりながら、
バンギラスはぶつぶつと独り言をつぶやく、
どうも本当に機嫌が悪いらしい。
しばらくすると、
ようやくバンギラスは腕を振り回すのをやめ、
サンダースの体がぐったりとぶら下がる。
クルクルと世界が回るような感じになり、
ものすごく気分が悪かった。
バン「まあ、こんくらいで勘弁してやるか。」
バンギラスがつぶやいた言葉にサンダースは僅かに希望を取り戻す。
こんな恐ろしいポケモンにこれ以上絡まれていたら、
命がいくつあっても足りやしない、
逃がしてくれる気があるうちにさっさと謝ってここから立ち去った方がよさそうだった。
ダース「…えっと、本当にぶつかってすいませんでした」
バン「お、ようやく謝ったか。それでいいんだよ、それで。」
気分よさそうにバンギラスが一人でうんうんと頷いている、
あんなに振り回されていては謝るに謝れないんじゃないかと思ったが、
そっとその言葉を心にしまい込む。
ダース「あの…じゃあオイラはこの辺で…。」
バン「ん、おお…そうだな………まてよ…。」
バンギラスは一瞬彼の体を地面に降ろそうとするが、
急にまたひょいと持ち上げてしまう。
何が何だか分からず彼はバンギラスを見上げるが、
バンギラスは何か思いついたようににたーっとこっちを見ている。
ダース「えっと、まだ何用…?」
バン「ああ、ちょっとお前に用を頼みたいんだ…。」
気のせいか若干バンギラスの声のトーンが下がったような気がする、
そしてこれも気のせいか彼の眼が妙にギラギラと輝いてサンダースを見ているような気も…。
バン「実はな、俺はちょっとここで仲間と待ち合わせをしてるんだ。」
ダース「仲間? 待ち合わせ?」
早く解放してほしいが、
なんとなく気になるので聞き返してしまう。
バン「そう、仲間だ。今そいつはこの森の中に食料を探しに行ってるんだがな…。」
ダース「しょくりょ…う…!?」
語りかけてくるバンギラスの目が怪しく輝き、
反射的に逃げようと体をよじろうとした瞬間、
急にサンダースの体がぎしっと強張るように固くなる。
驚いてぶら下がったまま手足に力をこめるが、
まるで体中が石にでもなったかのようにうまく手足が動かない。
ダース「なに…これ…!」
バン「【こわいかお】って技だ、これでお前はもう俺からは逃げられねえ。」
かかった相手の動きを遅くしてしまう技【こわいかお】、
サンダースは気付かないうちに体の自由を失ってしまっていた。
ダース「なんで、いきなりオイラにそんな技を!」
バン「まあ慌てるなよ、で頼みたい用事なんだけどよ…。」
動きにくい手足で手足をよじろうとするが、
バンギラスは彼の体を回転させ、
彼の目と自分の目が向きあうようにする。
表情こそにぃっと悪そうに笑っているが、
さっきの怒っていた顔なんかよりも楽しそうにしている顔と、
さっきよりもずっと低い声で彼に話しかけてくる。
バン「ずいぶん待ったんだがなかなか帰ってこねえんだ…、だからちょっとお前に…。」
ダース「ひっ…!」
あまりの恐ろしい光景と言葉に思わず目をつぶり、
耳をペタンと伏せる。
手足がカタカタと細かく震え、
こわばった体に恐怖が伝染していく。
突然べろっと何かが彼の頬を濡らす感触がして、
彼は驚いた拍子にそっと目を開けてしまう。
バン「俺の腹を満たしてきてもらうぜ…!」
目を開けた彼の眼に映ったのは、
分厚く太くくねらせた舌を口の中でちらつかせ、
邪悪な笑顔で彼を見ているバンギラスの姿だった。
その2でございます、
バンギラスって描くの難しいですね、
彼の手や足がどうなってるのかいまいちよく分からないです。
どういう風に爪がついてるのかが一番分かりません、
ニドキングもずいぶん苦労したけどバンギラスはそれ以上です、
いつになったら書き慣れるかな…?
今回のシリーズはいつもより早めに捕食シーンにこぎつきました、
もうちょっとゆっくりペースでもよかったんだけどな。
きっとバンギラスは食いしん坊なんですね、
食いしん坊万歳!(捕食的な意味で
あとバンギラスの笑顔ってどうしても悪そうな笑顔しか思いつきません。
バンギラスって他の笑顔をしてることありましたっけ、
爽やかな笑顔とか、
はにかんだ笑顔とか、
…やっぱり想像できん。
(・ω・`)
バンギラスって描くの難しいですね、
彼の手や足がどうなってるのかいまいちよく分からないです。
どういう風に爪がついてるのかが一番分かりません、
ニドキングもずいぶん苦労したけどバンギラスはそれ以上です、
いつになったら書き慣れるかな…?
今回のシリーズはいつもより早めに捕食シーンにこぎつきました、
もうちょっとゆっくりペースでもよかったんだけどな。
きっとバンギラスは食いしん坊なんですね、
食いしん坊万歳!(捕食的な意味で
あとバンギラスの笑顔ってどうしても悪そうな笑顔しか思いつきません。
バンギラスって他の笑顔をしてることありましたっけ、
爽やかな笑顔とか、
はにかんだ笑顔とか、
…やっぱり想像できん。
(・ω・`)
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★ プロフィール
HN:
森クマ
性別:
男性
自己紹介:
展示するのも恥ずかしい物しか置いていませんが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
(・ω・)
諸注意:
初めてきてくれた方は、
カテゴリーの『はじめに』からの
『注意書き』の説明を見ていないと
色々と後悔する可能性大です。
(・ω・´)
イラスト・小説のリクエストは
平時は受け付けておりません。
リクエスト企画など立ち上げる際は、
記事にてアナウンスいたしますので、
平時のリクエストはご遠慮くださいませ!
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